- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101334325
感想・レビュー・書評
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もうすぐ22歳も終わるから読んでみた。
レビュー見ると同じような理由で読んだ人が多いみたいで面白い。
飽きずにすらすら読めるけど、内容は薄い感じだった。2時間ドラマみたい。
いまどきっぽくないのは書いた時代からして仕方ないと思うけど、なんか裏切りとか秘密とか過去とか、ネタがありきたりな感じがした。
『恋人たちの誤算』しか読んだことなかったけど、だいたい作風がわかった気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人物の置き方、好き。
でもやっぱ奇跡的すぎるのがリアリティーに欠ける。
出会いだったり、過去の関係だったり、発見だったり。。。
奇跡的でもいいから、納得出来る背景を少しは描くべき。
全てが許される方向へもっていって終わらせるってのも作者の力なんだろう。
けど、あるべき結果に落ち着いて欲しかった。 -
わたしもそんな年齢‥
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唯川さんの中では中くらいの評価!!というのも今の私が22歳でこの小説を読んだからです!今の22歳ってこんな繊細じゃない、少なくとも私も私の周囲も!調べると、この小説14,5年くらい前の話を再刊したそうな。道理で話し口調がやたら丁寧だと思った!何か最初らへんはどうなるんだろう、ハラハラドキドキまだあったのに、結局早穂は誰とも色恋沙汰になってなかったし、それに圭一郎さん?だっけ?も、わざわざ征子に婚約者いてるのにお茶なんか誘って、自分の本音なんて打ち明けないって、普通。あと絵里子とひろきの過去にもっとドロドロしたふかーい出来事があったんなら展開面白かったのに、結局2人が付き合ってたって事実だけだったし、何かちょっと唯川さんにしては物足りなかったかなー、最後のハッピーエンドも、何だか読めすぎちゃったし
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展開が予測できて、
ああやっぱりそうなったか、と思ってしまう小説でした。
主人公の女の子達の描写はほんとうに、頷いてしまうことばかりだけど
肩越しの恋人を思い起こさせる部分も多々ある。
セリフがやっぱり演劇的なのだ。説明的。
そんなこと言わんだろ、と思ってしまう。
少女小説から脱皮した作品、らしい。 -
バイト漬けの大学時代を思い出しました。
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恋愛、友情、未来。すべて手に入れたくて、揺れていたあの頃―。という帯に惹かれて買ったものの、22歳の女性3人のありきたりな物語という感じで、今ひとつ訴えてくるものが少なかった。
2年後、22歳になって読んだらまた印象が変わるかもしれない。 -
『唯川恵』の本って、直木賞をとった『肩ごしの恋人』しか読んだことがなかったし、もともと恋愛小説って苦手なので、ちょっと避けてきた作家さんだったんですが、なんとなくタイトルに惹かれて購入しました。
読みやすいけど、マンガを活字にしたような、そんな印象。
22歳だからといって、22歳の時、私にはあんな劇的な出来事は特になかったなぁ。
それなりに悩みもあったけど、普通に過ごしてきたと思う。だから共感とかは、特になしです。
そんな人生を送ってきてるから、この本を読んで、少女マンガみたい!とか思ってしまうのでしょうか(笑)
この話は、征子が主人公だったけど、絵里子サイドから見たら、また別の感じで面白いのかなぁって思った。
せっかく読み始めた作家さんなので、何作か読んでみたいと思います。 -
征子、早穂、絵里子は、生まれも育ちも性格も違うけれど、
気が合う親友同士。
征子はインテリアデザイナー、早穂は公務員を目指し、
社長令嬢の絵里子は婚約を決めた。
だが征子は、アルバイト先で絵里子の婚約者、本城に偶然出会い、
彼の隠された恋を知ってしまう。
そして絵里子と早穂も、それぞれに秘密を抱えていて―。
恋と友情の間で揺れながら、新たな季節を迎える三人の物語。 -
本のタイトルに惹かれて
思わず手に取ってしまい買った本
ひさびさに恋愛の本を読んでみたかったていうのもある。
恋愛、友情、未来。
すべてを手に入れたくて、
揺れていたあの頃
と帯にあるけれども
現実世界はもっと複雑で当たり前にもっとリアル
まあ
書かれたのが平成6年てのもあるのかもしれぬが
ちと古い
今ひとつ作品に入り込めなかったなぁ
しかしながら
主人公が彼に対して思う気持ちとか
同意する部分は多々あった
恋愛って長年付き合っていても甘酸っぱいものだよね