虚空の冠 上: 覇者たちの電子書籍戦争 (新潮文庫 に 20-5)

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  • 新潮社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101335759

感想・レビュー・書評

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  • キャラがたってる。余韻のあるエンディングも良い。

  • 副題に「電子書籍戦争」とあるが、いきなり戦後の話。
    電子書籍を思わせるのは第2章のみ。

    一体どういうストーリー展開になるのか。
    続きは下巻の感想で。

    一粒で二度おいしい!?小説なのだ。

  • 上下合わせて、タイトルの帯にあるとおり、電子書籍マーケットの動向を上手にトレースしている。登場人物は架空といいながら、どこかで聞いたことがあるような‥。

  • 201303/楡作品はほんとハズレなし!

  • 電子書籍をめぐる巨大メディアグループと業界3位の通信事業会社の争い。前者の会長は、参考文献からみると、読売のナベツネさんと鹿内さんがモデルか。となると後者の社長は孫正義さんと三木谷さんの合わせ技だろうか。
    のちにメディアの帝王となる新聞記者・渋沢が政治の世界とつながっていくエピソードから始まる。そして、日本で電子書籍を使った新規ビジネスを起こして独占し、旨い汁を吸い続けようとするベンチャーから成り上がった携帯電話の会社。上巻の方はなかなかスリリングな滑り出しである。
    余談だが、こんなテーマなので電子書籍で読もうとしたが、値段が単行本が基準の設定(やや安い)で、文庫本となると電子書籍の方が高い。で、やむなく文庫本で読むことにした。

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著者プロフィール

1957年生まれ。米国系企業に勤務中の96年、30万部を超えるベストセラーになった『Cの福音』で衝撃のデビューを飾る。翌年から作家業に専念、日本の地方創生の在り方を描き、政財界に多大な影響を及ぼした『プラチナタウン』をはじめ、経済小説、法廷ミステリーなど、綿密な取材に基づく作品で読者を魅了し続ける。著書に『介護退職』『国士』『和僑』『食王』(以上、祥伝社刊)他多数。

「2023年 『日本ゲートウェイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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