ポニーテール (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101349329

感想・レビュー・書評

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  • 再婚によって新しく家族が出来た女の子のお話。
    新しいお母さんがとってもできた人間。
    他の家族もみんないい人で、
    他人を思いやる心が強いから、
    一つの家族としてまとまっていったんだろうな。

  • 父と娘、母と娘。四人が一緒になって新しい家族が始まる。でこぼこしてて、上手くかみ合わない四人がそれぞれに少しずつ上手く行く道を見つけていく。時間をかけて愛おしみながら。見守る者はすこーしホッとする。

  • 資料ID:98140598
    請求記号:080||S
    配置場所:普通図書

    お互いの父と母の再婚できょうだいになったばかり小学四年生のフミと、六年生のマキ。
    初めはぎこちない家族がやがて本当の家族へなっていくストーリー。
    どこにでもありそうな人間模様の描写が逆に心にぐっとくる!家族の物語です。
    やっぱり重松作品は心が温まります!

  • 猫の尻尾に云われがあるとはね!

  • 川は一つの方向にしか流れない。
    通り過ぎてしまったものは、もう二度とは戻ってこない。
    海は波が来て引く。
    潮が満ちて引く。
    ゆっくりゆっくり寄せては返す・・・。

  • 新しく家族になっていく話。

    いろいろ難しいことはあるだろうけど
    家族が多いことはいいことだ。
    兄弟姉妹がいるのはいいことだ。
    いるんだったら大事にできたらしあわせなことですね。

  • 切ないけれど,温かくて優しい話だった。

  • 再婚した家庭のお話。オカッパの髪の毛がポニーテールができるような長さになるまでゆっくり、でも確かに伸びていくように、ゆっくりと家族が出来上がっていくお話。親の愛情ってええですね

  • 四人それぞれの想いで少しずつ家族になっていく。少しずつだ。ポニーテールができるまで少しずつ髪を伸ばすみたいに、少しずつ、家族になる。

  • やっぱり重松清は好き。1話読み終わるたびに目がうるっときて、心がほっこりする本だった。

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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