- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101357522
作品紹介・あらすじ
東京ディズニーランドで清掃のアルバイトをしている、永江環奈。ある日、彼女はテーマパークの顔として活躍するアンバサダーになれることを知り、挑戦を決意する。不可能だと言われながらも、周囲の応援を受け、夢に向かって前進する環奈。迎えた選考会当日は雨、さらに園内で大騒動が発生して。知られざる〈バックステージ〉を舞台に、仕事、家族、恋、そして働く者の誇りを描く、最高の青春小説。
感想・レビュー・書評
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続編!
でも、あんまり関係ないから、こっちだけでも問題なし!
ディズニーランドは、めっちゃ体育会系って言うのは聞いた事ある。
更に「ゲストの言葉は絶対だ!」 つまり、お客様は神様ってことね。
何でもかんでも、横文字使うのはなぁ〜
カーストディアルキャスト
→清掃員
パーキングロットキャスト
→駐車場の誘導係
色んなことしてくれる人は、芸達者な掃除のお兄ちゃんとかで、ええんとちゃうの?面倒臭いとしか思えんけどな。
でも、その別空間みたいなとこが、ディズニーランドなんかなぁ〜…
今回は、ここにカーストディアルキャストとして、働くバイトの環奈ちゃんが主人公。
バイトという準社員の立場に不満がありながら日々を過ごす。
ディズニースマイル(作り笑顔)で!
そうして、色んな事件があり、自身の仕事の重要性ややりがいを見出して成長していく。
イケメンの彼氏も出来て…(^-^)v
この作品では、前回と同様
準社員(バイト)
ゲストに夢を見せる。
正社員
夢の世界ではなく、実際の利益を徹底的に求める。(厳しい)
みたいな位置付けで、考えてるっぽいね。
確かに、利益追求しまくってる正社員に、夢の国を見せるのはムリかもしれん。
でも、利益追求が仕事の質が高いの?だから、正社員なの?
夢見せる方も重要でしょ!(ここ、全体の9割が準社員やったはず。)
あくまでも、役割が違うだけ!
その辺考慮しないと、ディズニーブランドだけで、人集めるのも限界きそう。
学生さんのバイトはともかく、本業に近い人たちは、希望者は、正社員でええんとちゃうの?
(今でも正社員の道あるみたいやけど、めっちゃ狭い門みたい。)
今、人手不足で、どうなってるか知らんけど、少なくとも、この作品の前作からの間には、あんまり改善してないんかな?
まぁ、ブラックとか、ニュースで色々やってるから、賃上げはしてそうやけど、ゲストだけやなく、キャストにも夢見せて欲しいとこやな!
もう、人口少なくなって来て、成り立たんようになるで〜!
お仕事小説として面白い!
まぁ、テーマパーク行くと人多いから、しんどいし、あんまり行かんけどね。
近所のユニバでええわ。それも、あんまり行かんけど。
ひらパーか! -
まさか続編が出るとは思わなかった。
前作を読んだときに、裏話を書きすぎてディズニーランドからクレームが来てるんじゃないかと心配になった本だったから。
最後に家族からの理解と応援がもらえた場面がすごく良かったです。結局、一番身近な人の応援が自分の一番求めているものなんだなと思う。
前作では主人公の気持ちで、本作では親の気持ちで読めるぐらい時が流れた続編でした。 -
東京ディズニーランドでカストーディアルキャスト(掃除スタッフ)としてアルバイトをしている主人公。仕事内容・ユニフォーム・名札プレートの上にさらに乗せるバッチから、キャスト間のカーストを感じていた。
しかしディズニーのアンバサダーになる夢に向かって挑戦する、お仕事小説であり、ちょっと恋愛話もあり。またミステリー要素もあり(閉園後も潜伏する謎の客、猟友会の人が出入りする謎、そういえばカラスをほとんど見かけないのはなぜ?というような。裏側が面白い)。
前作も含め、とにかくディズニーランドの裏側が見えて面白い。カタカナの専門用語もたくさん。キャストの日常生活や通勤姿、人間関係も垣間見える。ミッキーマウスも良いタイミングで登場。その存在は尊い。
この本を読むと、ディズニーランドでやりたくなることがある。リバー鉄道や船に乗ったら、どうにかして裏側(外周をキャスト専用のバスが走っているらしい)を絶対に見てやる!って。でも見えない。見えないからGoogleマップで確認しちゃう^^;
ゲストにもカーストがあるんじゃないかと感じたことが一度ある^^;
それは駐車場でのこと。小学生の頃、家族で車で行った時に、パーキングロットキャスト(車誘導スタッフのこと)がうちの車をひと目見て、駐車場所を振り分けた(ような気がした)のだ!
当時うちは茶色の中古車で、古さといい色といい、ほんとに恥ずかしくて、同級生に見つからないように家の近くでは後部座席で縮こまり隠れていたくらい。
オンボロだから差別されたのか(笑)?親は全く気にしていなかったけど私は敏感に感じてしまった。
後日ニュースで知ったのは、その日は空撮があったらしい。白や黒の色の車でミッキーの地上絵が見事に出来上がっていた。うちの茶色い車は、その色のせいで参加資格はなかったようだ(;_;)笑-
2023/02/08
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2023/02/09
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2023/02/09
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とても良かったです!
前作は評価低く付けたんです。
ですが今作は、
ディズニーを題材にしたことが物語と
すごくマッチしていたと感じました。
ワクワク感や感動がありました。
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シリーズ第二弾。
といっても、単独で読んでも十分面白いですね。
東京ディズニーランドで清掃員のバイトをしている、永江 環奈(19)。
心の葛藤や家庭の不和など、悩み事は多々尽きぬ日々。
そんなある日、テーマパークの顔とも言えるアンバサダーの募集を知り、挑戦することに。
清掃員は不可能と言われながらも、様々な葛藤と向かいながら、仲間の応援を背に、夢に向かって進む環奈。
やがて迎えたアンバサダーの最終選考会。しかし、その日、園内で発生した大騒動が...
果たして、環奈は最終選考会に間に合うのか?
あの東京ディズニーリゾートのバックステージを舞台に、仕事とは?家族とは?恋心とは?そして働く者の矜持とは?
とても面白い青春小説です。 -
まさか、続編が出るとは‼︎
前半、主人公がウジウジしすぎて
少しイラッとしていたけど、
まぁ楽しめました。
ストーリーも上げたり落としたり、
こちらの予想をいい意味で裏切ってくれて
ラストも含めて良かったです。 -
170ページあたりまでは、
憂鬱
という言葉がピッタリというくらい。
どの登場人物や、組織にも
嫌な気持ちしかもてなかった。
たぶん、後藤は、
ディズニーランドで働くことに心からプライドをもっている
同じく準社員の藤木恵理
を見ることで
自分の立場、置かれている状況
などを客観視できたことによって
変わったのかなと思った。
どんな職場にも職種の違いや、できる仕事の
領域の違い、
正社員、準社員の違い
平社員、管理職の違いなど
現実的にはすごくたくさんの
見えない壁が存在する。
その見えない壁を感じたあと
信念をもって向上心をもちやっていくのか、
ただ諦めの気持ちで惰性で過ごすのか
と別れる気がする。
そんな、後藤や恵理の
ピュアな部分に触れた一部の人間は
また、自分の中の誇りに気付き
変わり始める。
憂鬱から始まったが
読み終えた時には
自分の中に誇りがあることは
どんな、地位や立場よりも
素敵な物をもっていることなのだと
気付ける1冊
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2021年10月新潮文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。前作とは異なった女性の主人公のお話。がんばり、気づき、仲間という要素で、ハードルを超えて行く展開が楽しく面白い。後藤さんが前作に登場した方だったというのは、解説を読むまで、気づきませんでした。
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前作から16年の時を経て産み出された作品!
夢に満ちたディズニーランドで働く人達の物語!?
夢と現実とその狭間の世界・・・
主人公の永江環奈は上下関係やストレスのない職場と思い、ディズニーランドに就職!
しかし、永江環奈の職種は園内の清掃!?
家族からは褒められず毎日同じ作業の繰り返しに辟易としており、さらに本人のネガティブな思考がモチベーションを下げていた・・・
そんな時、彼女の前にディズニーの顔として活躍できるディズニーアンバサダーへの挑戦の道が切り拓かれる!!!???
前作の無鉄砲主人公の後藤大輔が登場します!
さらに松岡圭祐の別な作品の主人公が登場します!
注:伊藤博文ではございません!
取り敢えずディズニーランドに行きたくなりました。併せてディズニーランドで働きたくなりました!
ディズニーランドが好きな人、今の仕事に不満がある人は是非お読みください!
そうです!
そんな高度なアトラクション要らないし!
まぁ、おチビちゃんも大きくなって来たら、ひらパーより、ユニバとか言うでしょう...
そうです!
そんな高度なアトラクション要らないし!
まぁ、おチビちゃんも大きくなって来たら、ひらパーより、ユニバとか言うでしょうけど、今のうちはね。
そのうち、自分らで行くようになりますよ!
お父ちゃんは、これで、疲れ果てるんですよね。
レトロすぎて 最近ではSHISHAMOのMVに使われたり オレンジス...
レトロすぎて 最近ではSHISHAMOのMVに使われたり オレンジスパイニクラブってバンドの「キンモクセイ」ってMVにも使われてる〜♬.*゚
凄い言われようですね。
ひらパーは、まだ、大丈夫ですけど、関西では、生駒山上遊園地は、怪しいかもです。
凄い言われようですね。
ひらパーは、まだ、大丈夫ですけど、関西では、生駒山上遊園地は、怪しいかもです。