カヌーで来た男 (新潮文庫 の 7-6)

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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101410067

感想・レビュー・書評

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  • あまり読み返す事の無い本ですが、写真が有るのはうれしいですね。野田さんは当時のアウトドアマン達のアイドルだったんです。

  • 作家・片岡氏が聞き手、カヌーイスト・野田氏が語り手という役割分担で話が進む。所々に挿入される佐藤氏の写真はすべてカラーという豪華さ。雑誌『旅』でのカヌー記事の成功が野田氏をカヌー紀行作家にしたことも知ることができた。中盤からは聞き手だった片岡氏の主張が多くなった。明治になって西欧の技術だけを導入した治水は、川から人々を遠ざけ、単なる排水路にしてしまったことは、生活する中で、家から雑排水を流すことを何とも思わなくなることにつながるなんて、正直なところ意識していなかった。

  • 1985年の野田さんのエッセイ、片岡義男さんとの対談形式で、野田さんの日々の活動や伝えたいことが紹介されている。佐藤秀明さんが撮影したカラー写真もたくさん、遊びの参考になります!

    テントとキャンプ道具一式を積み込んでの川下り、日中は川でクールダウン、シュノーケリングに釣り、宿は河原、で夕方からは毎日焚火、酒をお供にプライベートフェス、最高!久しぶりに川下りに行きたくなる一冊でした。

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著者プロフィール

熊本県生まれ。早稲田大学文学部英文学科卒業。在学中、ボート部で活躍。卒業後ヨーロッパを放浪。帰国後、高校の英語教師、旅行雑誌の記者を経て、エッセイストに。傍ら、カヌーによる川旅に打ち込む。これまでに日本の一、二級河川約200を漕破。さらに北米、ニュージーランド、ヨーロッパにまで活動範囲を広げている。長良川河口堰問題や川辺川ダム建設反対運動、吉野川可動堰問題などにかかわり、講演などを行う。

「2008年 『イギリスを泳ぎまくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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