行きつ戻りつ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.26
  • (10)
  • (25)
  • (85)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 333
感想 : 31
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425245

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ◆あらすじ◆
    どこの家庭でもありそうな、でも他人には言えない妻の悩み───夫との冷え切った関係、姑との対立、病死した一人息子への想い、受験生を抱えるつらさ、あるいは生活費の工面や、男友達との密会だったり……。
    それぞれに事情を抱えた妻たちは、何かを変えたくて旅に出た。
    新鮮な風景と語らいが、少しずつ彼女の強張った心を解きほぐす。
    切ないけど温かい、家族を見つめた物語集。

  • 内海隆一郎を読んでるかと勘違いしてしまいました。
    旅にまつわるちょとええ話。

  • やっぱり乃南アサはミステリーがいい。というよりはテーマが「中年女性」だったのがまったく物語りに入っていけなかった理由だろう。

  • 読んだあとすがすがしい気持ちになります

  • 少しずつ歪んでしまった人と人との関係を、優しく修復していく、修復されていく短編集。舞台となる街の描写も見事で、登場人物と一緒に旅をしている気分にもなれる。

全31件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

乃南アサの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×