- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101425283
感想・レビュー・書評
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久しぶりの乃南アサ。以前読んでいたものの印象と違うイメージの表紙絵が気になり読んで見るとやっぱりと言う感じでした。少し暗いイメージのものが多いのかなと思っていましたが今回は恋愛サスペンス的な要素が強く読み始めたら辞められない、先が気になってしょうがないストーリーです。すかさず後編に行って来ます!
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30歳を目前にしたOL栗子は、ゲイで幼馴染の菜摘の経営するバーで、古窪という男性に惹かれ、結婚を夢見ながら深い付き合いになっていく。が、この古窪には秘められた何かが。一方、菜摘が求める意中の女性もバーの常連客ヤクザの女という一筋縄ではいかない相手。そして、下巻へと続く。
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たまたま開いたら主人公が同い年だったから、かなり久々の乃南さん。
不発弾を読んでぞくっとして以来。
このギャップがおもしろい。
乃南さんてこういうのも書くんだなと新発見。 -
とりあえず、上巻は最後に彼の秘密らしきものが発覚するけど、サスペンスっぽくはなく、普通の恋愛ものみたいな感じ。
栗子が痛い……痛いから、29歳まで浮いた話もないということなのかもしれないけど。 -
手作りのセーターって…
若干の古さを感じつつ話は斬新というかオナベの菜摘の孤独さや、栗子のアラサーの焦りが今風でよい。
上は出会い編という感じなのかな?
下を読み終わるまでどういう展開になるかはわからないけどある程度見える感じはする。 -
上下巻読了。感想は下巻で。
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30を前にした二人の同級生の話。
1人は女らしさがかけている?恋と縁遠い生活を送ってきた栗子。
もう一人は、おなべ。
二人とも辛い恋をして、そして、立ち上がろうとするまでの話。
栗子はとにかく、うっとうしい。上巻の139ページからのくだりは、かわいいと言えなくもないが、同じ女としてちょっとした鬱陶しさを感じてしまう。
それにたいして、菜摘は、男であることを選んだだけあって、気性もさっぱりしており、菜摘の口から今は時間を、とかほっといてあげてと言われると、納得してしまう不思議な魅力がある。
だから、自分の気持ちに精一杯で、周囲の人が、当時はね。。。と気持ちを伝えると、それに気付けなかった器の小さい自分を恥ずかしく思う栗子。
嫌いだが、実に鏡のように、自己反省を促す存在。 -
古窪さんが悪い人に思えてしかたない。
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清水美砂と石田ひかりのドラマあった