晏子(四) (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101444246

感想・レビュー・書評

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  • 知っていましたか!?
    晏嬰は身長130cmくらいで、孔子は2mを超える超人!!だったらしいですよ〜
    初めて知って、驚きました。
    晏嬰は初見で色々な人に侮られてしまっていて、私も「こんなに優れた人なのに!!」と腹がたつこともちらほら。
    でも、実際の身長を聞いて、「納得」してしまいました。
    ちょっと低すぎますよね(笑)
    それに対して孔子はデカイ!!
    でも、やっぱりここで出てくる孔子像を見ても、好きになれません。
    孔子は尤もなことを言ってはいるけれども、本人は徳のある人物ではないですよね。
    言ってみれば、俗物(汗)
    でも、だからこそ晏嬰の優れたところがよくわかりました。
    晏弱や晏嬰が、実際に現代にいたらどのように生活しているだろう、とまた新たに考えてしまいます(汗)

    <strong>「BOOK」データベースより</strong><br>
    <blockquote><p>崔杼は慶封と手を組み君主を弑した。一旦は崔杼の専制が成ったかにみえたが、崔氏は分裂崩壊し、代わった慶氏も誅せられた。脆弱不安の政情下、晏嬰は天の意志、民の声を全うしうるのか。後代、司馬遷がその御者になりたいとまで敬慕した晏嬰。稀代の聖人の人生の哲理を捉えた巨編。</p></blockquote>

  • 宮城谷昌光

  • 晏氏親子の生涯を丹念に描いた大作

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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