哀愁の町に霧が降るのだ〈下巻〉 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101448077

感想・レビュー・書評

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  • 08/8/27 ★★★☆
    この本から「新橋烏森口青春篇」「銀座のカラス」やらの長い自叙伝(?)が始まる。
    村上春樹の書く昭和とは違った本から漂う昭和の濃い空気が好き。

  • カツどんのくだりが素晴らしい。
    中学時代に何度も読み直した思い出。

  • 若かりし頃のバカバカしさ、未来への希望、挫折なんかを纏めて読ませてくれた。
    個人的な椎名誠最高傑作。

  • おもしろ悲しくて、なんかせな!と言う気分になるお話。私の中で1番ロングランな本。

  • 読了。まあこんな衒いの無い小説に感想も何も無いけども、沢野ひとしのかっこよさには恐らく読んだ誰もがときめくことであろうと思う。四部読んだ人間が露伴に、五部読んだ人間がブチャラティに等しく惚れるようなもんだ。しかし椎名、木村、沢野、あんたらは良いだろうが、一人ぼっちになって、楽しい思い出だけぶら下げて、克美荘の最後を見届けたイサオはどうなるんだよう。と少し感傷的になってしまう。まあ取り残されたイサオがそれなりに楽しくやってたのだとしたら(そうじゃなくても)余計なお世話ですけどね。

  • 7/30

  • いやぁ、もう人生の参考になりますね。

  • 若き日の作者の姿が眩しいのだ。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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