銀座のカラス〈下〉 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (439ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101448145

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  • 古き良き時代?
    銀座でサラリーマン生活か、良いなぁ

  • 風邪っ引き中に読んだ。清清しい。恋愛を語る絶妙な距離感がよい。こんな豪快でいて控え目な知性は今あまり見かけない。三部作の前二作と違って、三人称となった語り口もずいぶん落ち着いている。第一部の躁病めいた文体を受け付けない人にもお勧めする。

  • 椎名誠の自伝的青春小説三部作の第三部『銀座のカラス』下巻。小説の舞台は70年代頃の銀座で、著者が業界新聞社で編集長として働いていた頃の話。いわゆる中小企業小説で、サラリーマンの仕事とプライベートからなる生活風景が入念に描写されていた。

著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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