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- Amazon.co.jp ・本 (439ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101448145
感想・レビュー・書評
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古き良き時代?
銀座でサラリーマン生活か、良いなぁ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
風邪っ引き中に読んだ。清清しい。恋愛を語る絶妙な距離感がよい。こんな豪快でいて控え目な知性は今あまり見かけない。三部作の前二作と違って、三人称となった語り口もずいぶん落ち着いている。第一部の躁病めいた文体を受け付けない人にもお勧めする。
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椎名誠の自伝的青春小説三部作の第三部『銀座のカラス』下巻。小説の舞台は70年代頃の銀座で、著者が業界新聞社で編集長として働いていた頃の話。いわゆる中小企業小説で、サラリーマンの仕事とプライベートからなる生活風景が入念に描写されていた。