- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101450216
感想・レビュー・書評
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大変面白かったです。
私自身25年ほど前に某社(既に名前は忘れました。)の毛髪診断を受けたことがあります。その時に担当者に『私だったらこんな頭で外は歩けませんね・・・』と言われたのを強く覚えています。今現在はツルツルです。(5年ほど前から毎日剃っています。)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今、自分に髪があることに猛烈に感謝。そして、禿げた時もカツラに逃げず、自分を受け入れようと思った。
しかし、SV社、いいね。
筆者のカミングアウト素晴らしい決意だと思います。 -
当人には聞きづらいカツラについて書かれた本。すっきりした部分も多い。
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私は今のところカツラの心配はない.
でも.カツラってなんだか気になる
どんな感じなんだろう.
バレてるとか思っているのかなぁ
などなど.
この本は使用している人によるコラム.
一つ一つの話はとても短く,サクサクと読めます.
なかなか面白いです. -
インパクトだけか?
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2008年67冊目
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すみません、不謹慎ですがちょっと笑ってしまいました。
人は見た目じゃないといいますが、
いざ追い詰められると、やっぱ見た目も大事とこだわって
あれこれ行動してしまう人間くささも、いいかもねと本を読んで思いました。 -
スポーツライター・作家の小林信也さんの、リアルカツラレポート本です。初手からご自身の頭髪問題(20代後半〜)に関して、リアルなお悩みをオープンにしてくださいます。いろいろ小技を試したあげくの失敗談は、オープンカーで海辺を走れないとか、海外や地方の小空港でプロペラ機に乗らないといけないときに困る、とか(笑)。とある有名メーカーに電話をしたら、すかさず営業マンが飛んできて、初期費用が100万円単位とは!それでも、やっぱりお悩み解決のためには…って、面白可笑しさ満載です。己を削って読者を楽しませる、芸人魂フルスロットル(ホントに悩んでいるかたにはちょっと酷かも?)。カツラKGBって…。ご自身のカツラどたばた話だけではなく、リピーターにさせるための大手メーカーの戦略やカツラ業界の雰囲気や内幕(完全なクチコミ業界なので、顧客に対して横柄でもオッケーと感じられる、など)を大人の本らしく描いている点もキチンとしており、思わず「ふむふむ」とうなずいてしまいます。紆余曲折を経て、とあるメーカーの製品に落ち着きますが、ここはちょっと身びいきかな…。巻末にはご自身が製品をオーダーする前に、メーカーに送られた質問のリストも掲載されており、ただ興味本位で読む読者さん(私か?)だけではなく、リアルにお悩み解決の糸口を求めておられるみなさんにも親切設計となっています。「笑っちゃいかん!」と思いながらも頬のあたりがピクピクしてくるコミカルさと、きっちり情報ツールとしても使えるよさをあわせ持った本だと思いますので、この☆の数を。
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半端者はカツラ着用者じゃないし、今のところ禿げてもいないが、異世界探訪的な気分もあって買った本。
期待以上に誠実で面白い本だった。
著者はわりと若くしてカツラー(カツラ着用者)になったんだが、大手メーカーのCMはまったくあてにならず、日夜カツラが他人にばれないかを気にして生きる羽目に。好きなスポーツも楽しめないし、何事においてもアクティブになれず、スポーツライターとしてのキャリア、もっと言えば人生自体をあまり使い勝手のよくないカツラのせいで、良くないものにしていた時期がある。
誠実に正直にそのことが語られる。
その後、著者は誰でも知ってる大手とは違うメーカーで、物凄く出来のいいカツラに巡り合い、アクティブな人生を取り戻したという。
カツラについてのサイトも持っているはずなので、気になる方は是非!