おまけのこ しゃばけシリーズ 4 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461243

感想・レビュー・書評

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  • しゃばけシリーズ第4段。安定の面白さ。今回は後半になるにつれて、若旦那が寝込まずに起きていたので、新鮮だった。どのストーリーも、最後は心温まるような終わり方をしている。けれど、最初の「こわい」は、切ない終わり方になっていたので印象的だった。

  • 「おまけのこ」がとてもかわいい。
    鳴家が愛おしく思えます。

  • 2013/4/6

  • しゃばけシリーズ第4巻も短編集であり、味わい深い物語が収載されている。冒頭の『こわい』がもっと印象深い。妖からも仏にも嫌われ孤立する狐者異(こわい)に対して、一太郎は救いの手を差し伸べようとする。だが、この世にはどうにもならないこともあり、このシリーズには珍しい苦味が残り続ける。

    他にも『畳紙』の紅白粉問屋の孫娘お雛、『ありんすこく』の吉原の禿かえで、など興趣の尽きない登場人物たちが続きます。表題作『おまけのこ』での鳴家の大冒険も楽しかったです。

  • しゃばけシリーズ四作目です。

    前作で登場した厚化粧のお雛が再び出てきます。
    素顔で登場するシーンを見てみたい。


    そして何より妖の鳴家が可愛い!!
    我が家にも是非遊びに来て欲しいものです。

  • 2013,3,11

  • 鳴家!かわいい!鳴家と屏風のぞきが好きすぎて。
    屏風のぞきと仁吉の顔面の良さを拝見したい。

  • 今回も、一話ずつ読み切りの短編構成。ストーリーが良く練り込まれていておもしろい。
    ここに登録するために再読したが、飽きずにに一気に読み切ることができた。

  • 若だんなと仁吉と佐助のトリオが愛おしい。若だんなが素晴らしく頭の冴える良い子。特に「たとうがみ」の話がよかった。素顔のままでいいねん!

  • 今回もキャラクターや時代設定を活かしたストーリーが展開します。
    鳴家かわいいよ鳴家

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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