ひなこまち しゃばけシリーズ 11 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461311

感想・レビュー・書評

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  • 今回も、いつも通りだった。
    前々回の『ゆんでめて』ネタが随所に見られる。
    妖たちの空気感と、兄や達のイマイチ役に立たない感もいつも通り。
    謎解きもののようなそうでないようなよくわからないほにゃほにゃ感もいつも通り。

  •  鳴家に癒されたいが為にこのシリーズを読んでいるような気がしてくる昨今。一匹二匹袖の中に入れておきたいです(真顔)
     一見バラバラの五編のお話が、一つに繋がる短編連作。しゃばけの世界観の中では少し異色作の「ばくのふだ」が、個人的には好きでした。
     河童の禰々子は、以前読んだ「Fantasy Seller」収録「太郎君、東へ」に出てきたアネゴですね。あれ、しゃばけシリーズにも出てきたことあったんだっけ……?;

  • 安心して読めるシリーズ。
    その分、インパクトには欠けるかも…
    でも、次が出たらまた読みます。

  • 話自体は好き。…なんだけど、いつ頃からか読みづらい文体になったなあと。「えどさがし」よりは、ましだったけど。
    大事なことなので二度言うけど、話自体は好き。だからちゃんと買って読んだよ!

  • 今回は若だんなが困っている人達を助ける。というお話で、いままでも困り事を解決したりして何もしていなかったわけではないけれど一番の違いは「私は子供じゃない!」と強い意思表示をしたことでしょうか。
    兄や達には誇らしいような寂しいような若だんなの成長でしょうか。

  • 大好きなシリーズ第11弾。
    今回は若旦那は結構な災難に巻き込まれます。
    短編連作になっていて、話はそれぞれ完結するけど、同じ登場人物が出てきて、話がいろいろ進んでいく。
    途中でラストがわかってしまうのだけど、それでもいいラストだなあと思う。

  • 今回の謎はよく分からなかった(^^;)
    何が謎なのか分からないまま読み進めちゃいました
    話は落語家の話がおもしろかったです!

  • 安定のシリーズ。

    相変わらず微笑ましい。

  • 2014.12.28.
    もう11冊もでてるのねえ。はやいわあ。

  • 20141224

    ゆんでめて関連のネタがちょいちょい出てくるけど、あまり覚えてなくて気になってしまう。
    また読み返せということですね、ハイ。

著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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