ブック・オブ・ダストI 美しき野生(下) (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102024249

作品紹介・あらすじ

みだらな犯罪で失った研究者の地位を取り戻すため、赤ん坊のライラを利用しようと狙うボンヌビル。その手がとうとう間近に迫った大洪水の日、マルコムは〈美しき野生号〉にライラを乗せ、力一杯漕ぎ出した。目指すは学者の聖域・ジョーダン学寮。濁流に流されて行き着く先々で出会う妖精や巨人は、敵か? それとも味方か? カヌーは目的地まで無事にライラを守り抜くことができるのか

感想・レビュー・書評

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  • まだ続くのか…!
    マルコムが途中、「ぼくはまだこんなことに立ち向かえる年じゃない!」と葛藤するのだけど、本当にそのとおりで、大人になってしまった今は、子どもたちが危険な目に合うとつらいな…が先にきてしまう。
    そうせざるをえない状況というのは、いつだって起こり得るんだろうけど。

    ライラが型破りな嘘つきな女の子だったのに対して、今作のマルコムは好奇心旺盛で良い子なんだよな。王道の成長物語っていう感じがします。
    どちらも好きだな。いろんなタイプの子が主役になりえるのが良いよね。

  • ここから「黄金の羅針盤」までに何が起こるのかも読みたい!

  • 困難に継ぐ困難で、どうなるのかなと思っていたら、まさかの……ボンヌビル、ワンチャンあるかなとおもってたけどひたすらにヴィランだったなあ……。

    彼の研究がその後のライラの冒険に繋がっていくんだろうか。もう一度読み直さないと。こちらの物語も続くようだけれど、どうなっていくのかなあ。

  • お、終わら…ない、だと?
    さて、内容は少年少女がライラを守りながら洪水の世界を漂流する話。

  • 凄い洪水が起きて、マルコムとアリスは赤ん坊の
    ライラを乗せてカヌーで脱出。途中でいろんな人や
    魔女の世界にも入り込むが、なんとか逃れて、学者の聖域にたどり着いた。
    これでめでたく完結かと思ったら、まだまだ続く。
    危険な状態でも、観察して機転を効かして生き抜く。素晴らしい男の子の成長。
    他にもシリーズがあるので、読んでみたい。

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