- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102035047
感想・レビュー・書評
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読書会で読むために購入。初めてのニーチェでした。
正直一人で読んだだけでは、内容はさっぱりでした。
大学で哲学なるものをまったく学んできていないうえに、これが書かれた時の時代背景もしらない。かなり苦労しました。
それでも読書会にてさまざまな人の感想や意見、解釈の違い等々をきくうちに大分内容がわかってきました。
今この時代になぜニーチェなのか。
パラダイムシフトという言葉を手掛かりにニーチェに触れてみると、今まさにこの時代だからこそニーチェをよむ必要があると痛感しました。
ただし、超訳してはいけない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドストエフスキーと同時期に読んだ。まあひねくれ文系人間なら一は通る道でせう。
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全く意味がわからなかった。
自分の頭ではなくて、訳が悪いことにしてます。
冒頭の数ページだけ読んだ感じ、哲学者はドグマの徒である限り、いくら真面目に考えたところで、それは哲学ではない。もしくは真理ではないという内容だと思う。いつか新訳版の【善悪の彼岸】を読んでみたい。 -
善悪の彼岸―未来の哲学のための序曲
目次
序
第一章 哲学者の偏見について
第二章 自由なる精神
第三章 宗教的なるもの
第四章 箴言と間奏曲
第五章 道徳の博物学
第六章 われら学者たち
第七章 われらの美徳
第八章 民族と祖国
第九章 高貴とは何ぞ
高山より―後の歌 -
まだ読めていないため、時間を取って読むようにします
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ニーチェの人柄がなんとも面白く楽しい。
彼の言い回しを読んでるだけで面白い。
哲学の内容は難しくて理解が少ししかできないところもたくさんある。
理解できるところは、すごく興味深い内容が書かれている。
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【2008/01/13】<br>
高名な哲学者ニーチェの代表作。読みやすく書かれているが、内容は相変わらずのとっつきにくさだ。この"とっつきにくさ"はどこから生まれているのか。おそらく、ニーチェは真理を好むが、その真理に耐えられるのは比較的強者だけだという点から生まれていると思う。<br>
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哲学者として「真理とは何か」を考える前に、その人の価値観がどんなものがを考える。そしてキリスト教的価値観、哲学的な常識に挑戦し、既成の価値を徹底的に壊してくれる。大衆を畜群とし、徹底して真理を求める。勇敢な姿に惚れる。<br>
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「ツァラトゥストゥラ〜」は高校生の時に挑戦しあえなく玉砕した。今回もまだまだ消化できていない。要再読。<br>
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・"(女は)真理を求めない。"<br> "女の最大の技巧は虚言であり、女の最大の関心事は、外見と美である。"<br>
・"今日のヨーロッパの道徳は、畜群道徳である"<br>
・"道徳的価値判断を支配する功利性が単に畜群的功利性にすぎないかぎり(中略)「隣人愛の道徳」というものはありえない。"<br>
・"猛獣と猛獣的人間は根本的に誤解されている。これらのものはありとあらゆる熱帯産生物のうちのもっとも健康なものであるのに、人々はその根底に病的なものを見たり、(中略)自然の何物たるやを誤解しているのである" -
悪い意味で変態的。宗教社会と道徳について。だったけれども、南無観世音菩薩。と普段唱えている僕にとっては無縁。
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・・・だからさあ・・・