- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102118078
感想・レビュー・書評
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「LE GARDE DE COEUR」魂の護衛
サガンといえば『悲しみよこんにちは』
でも、こっちがすき。
彼女と彼と、彼。
中年男女と青年のおはなし詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
途中から、どう物語を着地させるのだろうと読み続けたが、タイトルの意味のわかる終わり方だった。
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絶対的中性の存在として描かれる青年と、若いとは決して言えないが、恋愛を一通り経験してきた主人公の女性とそのフィアンセの三角関係をモチーフに描かれる人々の距離、幸せの尺度。3人の様々な幸せの形はお互いに干渉し合い物語を彩って行く。
青年のあり得ない設定が有りがちなモチーフを際立たせ物語を動かす鍵になっている。何か起こる度、そうあって欲しいだろう女性の願望を書き上げようとしているのかしら、と想像したりした。短絡的に恋愛小説とは決して言えず、人と人の距離感のようなものを描きたかっただろうと推察せざるを得なかった作品。
たとえ異性と距離がゼロになっても結ばれてはならない関係、青春で片付けられない大人の関係、設定の要素と物語のフラグの立ち方など計算されていてなぜか推理小説の様。しかし、その中でも距離感を描く要素や作者の恋愛観の様なものが素敵に思われました。 -
ルイス気持ち悪い。。。
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080503(m 080521)
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「LE GARDE DE COEUR」魂の護衛
サガンといえば『悲しみよこんにちは』
でも、こっちがすき。
彼女と彼と、彼。
中年男女と青年のはなしなんだけどね・x・ -
サガンの中で一番お気に入り
プラトニックな関係に憧れる。
こんな青年が欲しい
そしてまたしても文才に嫉妬! -
心乱されない夜に。
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女と若いナイト。プラトニックな愛は、女主人マリエルに忠誠を誓う方々を彷彿とさせます。