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- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102118184
感想・レビュー・書評
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サガンの18作目
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人間描写すごい。
こんなに一挙一動を捉えて表現して言葉に余すところがない。 -
(1997.06.01読了)(1997.04.15購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
フランス北部にあるサンソン鉱業の会計課に勤めるゲレは、貧しくおとなしい若者だった。冬の日の夕方、下宿に帰る途中、ぼた山付近で巨額の宝石を拾ったゲレの運命が狂いはじめた!欲望と夢と虚栄心から強奪犯人になりすましたゲレ。強かな野心で彼を誘惑する下宿の女主人マリア。過去をもつ年上の女に翻弄されながら、アフリカで愛の生活を信じる若者の悲劇を描く長編小説。 -
洒脱で洗練されたイメージのあるサガンなのに、この本は舞台設定からしてどことなく砂埃に煙った感が漂っていて、そのギャップが逆に好ましく、面白かった。原題のLe chien couchantを「愛は遠い明日」と訳すのってすごい。
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