フランチェスコの暗号〈上〉 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102149515

作品紹介・あらすじ

1497年、ローマ郊外の教会に二人の使者が送られた。彼らはさる貴人からの手紙を携えていたが、禁を破って盗み読んだことが貴人の逆鱗にふれて処刑された。そして、1999年のプリンストン大学。4年生のポールはルネッサンス時代の古書を主題に卒論を書いている。彼はその謎に満ちた書物の著者こそ、500年前のローマの貴人だと信じていた-時空を超えた驚愕の暗号解読ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 今の自分を言い当てられているようでびっくりした。この時期に読んだのは正解だったかもしれない。

  • 原書名:The rule of four

    著者:イアン・コールドウェル(Caldwell, Ian)、ダスティン・トマスン(Thomason, Dustin)
    訳者:柿沼瑛子(1953-)

  • ダビンチコードを思い浮かべながら読んだが、スピード感がなく分かりにくい。本格的な事件発生までの物語が長過ぎて、なかなか入り込めなかった。
    下巻はもう少し楽しめることに期待。

  • 15世紀末のヴェネツィアで出版された書物『ヒュプネロトマキア・ポリフィリ』に、親子二代にわたって魅せられてきた主人公トムと、ともに謎を追う大学の仲間たちの物語。素材には興味がありましたが、いかんせん語り口と展開がどうにもこうにも好みに合わなくて。肝心のヒュプネロトマキアの謎に到達するまでの、主人公のおいたちやら大学生活のあれこれが長すぎます。何か殺人事件は起きてますが、全然印象が強くないし…。

  • 卒論のテーマである「ヒュプネロトマキア」なる古文書に端を発して、学生達が謎めいた事件に巻き込まれれていく。主人公も著者もプリンストンの大学生。プリンストンといえば、イメージ的に、自然科学の殿堂かと思いきや、アインシュタインのいた後頭研究所と大学は別物なんだな(via Wikipedia)。サスペンスの謎が出そろったところで、下巻に続く。

  • 寛容なる読者よ、ポリフィーロが語る夢を聞くがよい

    ネルソン・デミルのいうとおり、ウンベルト・ユーゴとダン・ブラウンそしてフィッツジェラルドが手を組んで書いたような小説。

    読めないでしょうが・・・ヒュプネロトマキアに興味津々!

  • ダビンチコードあたりから、それ系ミステリーがあると、するすると引き寄せられてしまいます。
    単純なんだけどさ、エンターテイメントされたいっす。
    あと、リストの「二つの伝説」”水の上を歩くパオラのフランチェスコ”って曲がすごくすきで、
    かんけいあるのかな?と思って。
    実際は関係なかったんだけど。

  • 08.5.10
    BookOff@105

    なかなか進まない。本を開くと寝てしまう。やっと読了。

  • 主人公たちの逡巡と大学生活と研究がメイン。
    大学生活や風習はどうでもいいよ、と思ってしまった。
    もっと、研究内容『ヒュプネロトマキア・ポリフィリ』について
    語ってほしい。ただ、友人関係が一方的でないところにリアリティを感じていい。チャーリーとギルが素敵すぎる。

  • 暗号パートが面白すぎて、話の展開がちょっとどうでもよくなってしまう(笑)

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