レンブラントをとり返せ -ロンドン警視庁美術骨董捜査班- (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102161500

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらずウマイ!名画をとり返し、恋人の父親の無実を晴らす。
    最後まで読ませます。
    「百万ドルをとり返せ」から変わらぬサービス精神。
    引きこもり時には最適かも。

  • 優秀過ぎる人。
    しかも、イケメン。
    家族も優秀。
    彼女も、美女で優秀。
    敵役まで、美男美女か…
    設定が上等過ぎて…ステキ。
    海外ものは、これだから好き。
    もちろん、ストーリーも軽快で好き。
    作者様ご高齢でも、続編は、ますます期待してしまう〜

    本物の決め手が、サインって…
    そんなわかりそうことなのに、それを知ってたおかげで出世するとか…
    専門家には聞かないのかねぇ?

  • 04月-06。3.0点。
    英警察の新人刑事の物語。父と姉は弁護士、本人は大学で美術を学んだ。
    盗まれたレンブラントの絵についての捜査、奪還を描く。大物詐欺師との頭脳戦。

    シリーズ化されるらしい。中盤から一気読み。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00609199

    本物のレンブラントには右下隅に〈RvR〉と署名があるんです――。ロンドン警視庁の新米捜査員ウィリアム・ウォーウィックは大学で学んだ美学を武器に、警察が押収した絵画を即座に贋物と見破り、捜査班のメンバーとなる。追うのは稀代の大物名画窃盗犯。二転三転の攻防の末、ついに決着は法廷にもつれこむ! 一筋縄では終わらない結末に、名ストーリーテラ ーの技が冴える美術ミステリー。(出版社HPより)

  • 前の長編小説から出てきたワーウイックは前作の主人公出会った作家の主人公を今度アーチャー自身が物語を作ったのこが今作品。結構とんとん拍子に話は進み、結構ハッピーエンドかと思ったところで最後にどんでん返し。
    まあ中身は読めばわかるので、それなりにスピード感があって良いし、まあディーバーほどのどんでん返しでは無いにしてもアーチャーの前作のように結構次に期待を寄せる終わりかたで良い。 結構よかった。

  • 昔よりは雑になった気がするが、面白うございました

  • 「クリフトン年代記」の中で作家の登場人物が書いていた小説が、スピンアウトしたのがこれ。高名な弁護士である父に逆らって大学で美術を専攻し、刑事になったウィリアム・ウォーウィック。担当は美術品盗難。大物詐欺師フォークナーの仕業だと分かっているのに立件できない。フィッツモリーン美術館から盗まれたレンブラントも彼の元にあるに違いない。恋をしたり、チャーチルのサインの偽造事件などを解決していき、そしてレンブラントを奪還できるか・・・

    うおー!面白すぎて、終わるのが悲しくなってしまった。

    英国の新聞デイリーテレグラフが「もしノーベル賞にストーリーテリング賞があったら、彼が取るに違いない」としただけあって、立ったキャラクターに、二転三転四転するプロットで読む者を翻弄する。

    本国では昨年秋に第2作、今年第3作が出るそうだ。80歳の御大にはなるべく長生きして欲しいものだ。

  • 40年近くJ.アーチャー氏の作品を読み続けているが、
    9割近くの確率で満足している。
    本作は、はじめてJ.アーチャー氏の作品に触れる読者にも、
    とりかかりやすい作品であると思う。

    絵画窃盗を追う警察官小説。
    読み進めていくと、J.アーチャー氏のこれまでのいくつかの作品に繋がる部分もたくさんあり、
    最後の最後、『やっぱり!』と思わせてくれるのが最高。

  • 『百万ドルを取り返せ!』を読んだのは、今から40年くらい前のことだと思う。以来、アーチャーの著作に手を出さなかったのは、あまり自分に合っていなかったのだろう。今回、同じようなタイトルで、だがレンブラントの名前に惹かれて読んでみたが、やはり向いていないことを痛感した。これは、恵まれた家柄と幸運の星のもとに生まれた青年が、(おそらく)トントン拍子に出世していくシリーズの1作目と思われる。本人はさほど努力も苦労もしていないように見えるのに、なにもかもうまくいく奇跡のような話だった。

  • ある警察官の物語。その仕事をするという希望を持ち続け、初歩の時間を真摯に過ごし、捜査員になった彼が過ごす場面は眩しいくらい。恋する時にドキドキし捜査するときはワクワク?してる。

    四部作の予定? 次が楽しみ (^^♪

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著者プロフィール

ジェフリー・アーチャー(Jeffrey Howard Archer)
1940年生まれのイギリスの政治家、小説家。一代貴族の貴族院議員。オックスフォード大学卒業後に政治家に。大ロンドン議会議員、庶民院議員(3期)、保守党副幹事長などを歴任したが、 1973年に投資で失敗して財産を全て失ったことを契機に、1974年10月の総選挙時に政界から退いた。
1976年に発表した『百万ドルをとり返せ!』が大ヒットして借金を完済、1985年に政界復帰し党副幹事長を務め貴族院議員に列されたが、偽証罪によって2001年に実刑を受け服役。2003年以降、作家活動を再開した。
代表作に『プリズン・ストーリーズ』、『クリフトン年代記』シリーズなど。

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