レンブラントをとり返せ -ロンドン警視庁美術骨董捜査班- (新潮文庫)
- 新潮社 (2020年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102161500
感想・レビュー・書評
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相変わらずウマイ!名画をとり返し、恋人の父親の無実を晴らす。
最後まで読ませます。
「百万ドルをとり返せ」から変わらぬサービス精神。
引きこもり時には最適かも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
優秀過ぎる人。
しかも、イケメン。
家族も優秀。
彼女も、美女で優秀。
敵役まで、美男美女か…
設定が上等過ぎて…ステキ。
海外ものは、これだから好き。
もちろん、ストーリーも軽快で好き。
作者様ご高齢でも、続編は、ますます期待してしまう〜
本物の決め手が、サインって…
そんなわかりそうことなのに、それを知ってたおかげで出世するとか…
専門家には聞かないのかねぇ? -
04月-06。3.0点。
英警察の新人刑事の物語。父と姉は弁護士、本人は大学で美術を学んだ。
盗まれたレンブラントの絵についての捜査、奪還を描く。大物詐欺師との頭脳戦。
シリーズ化されるらしい。中盤から一気読み。 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00609199
本物のレンブラントには右下隅に〈RvR〉と署名があるんです――。ロンドン警視庁の新米捜査員ウィリアム・ウォーウィックは大学で学んだ美学を武器に、警察が押収した絵画を即座に贋物と見破り、捜査班のメンバーとなる。追うのは稀代の大物名画窃盗犯。二転三転の攻防の末、ついに決着は法廷にもつれこむ! 一筋縄では終わらない結末に、名ストーリーテラ ーの技が冴える美術ミステリー。(出版社HPより) -
前の長編小説から出てきたワーウイックは前作の主人公出会った作家の主人公を今度アーチャー自身が物語を作ったのこが今作品。結構とんとん拍子に話は進み、結構ハッピーエンドかと思ったところで最後にどんでん返し。
まあ中身は読めばわかるので、それなりにスピード感があって良いし、まあディーバーほどのどんでん返しでは無いにしてもアーチャーの前作のように結構次に期待を寄せる終わりかたで良い。 結構よかった。 -
昔よりは雑になった気がするが、面白うございました
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「クリフトン年代記」の中で作家の登場人物が書いていた小説が、スピンアウトしたのがこれ。高名な弁護士である父に逆らって大学で美術を専攻し、刑事になったウィリアム・ウォーウィック。担当は美術品盗難。大物詐欺師フォークナーの仕業だと分かっているのに立件できない。フィッツモリーン美術館から盗まれたレンブラントも彼の元にあるに違いない。恋をしたり、チャーチルのサインの偽造事件などを解決していき、そしてレンブラントを奪還できるか・・・
うおー!面白すぎて、終わるのが悲しくなってしまった。
英国の新聞デイリーテレグラフが「もしノーベル賞にストーリーテリング賞があったら、彼が取るに違いない」としただけあって、立ったキャラクターに、二転三転四転するプロットで読む者を翻弄する。
本国では昨年秋に第2作、今年第3作が出るそうだ。80歳の御大にはなるべく長生きして欲しいものだ。 -
40年近くJ.アーチャー氏の作品を読み続けているが、
9割近くの確率で満足している。
本作は、はじめてJ.アーチャー氏の作品に触れる読者にも、
とりかかりやすい作品であると思う。
絵画窃盗を追う警察官小説。
読み進めていくと、J.アーチャー氏のこれまでのいくつかの作品に繋がる部分もたくさんあり、
最後の最後、『やっぱり!』と思わせてくれるのが最高。 -
『百万ドルを取り返せ!』を読んだのは、今から40年くらい前のことだと思う。以来、アーチャーの著作に手を出さなかったのは、あまり自分に合っていなかったのだろう。今回、同じようなタイトルで、だがレンブラントの名前に惹かれて読んでみたが、やはり向いていないことを痛感した。これは、恵まれた家柄と幸運の星のもとに生まれた青年が、(おそらく)トントン拍子に出世していくシリーズの1作目と思われる。本人はさほど努力も苦労もしていないように見えるのに、なにもかもうまくいく奇跡のような話だった。
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ある警察官の物語。その仕事をするという希望を持ち続け、初歩の時間を真摯に過ごし、捜査員になった彼が過ごす場面は眩しいくらい。恋する時にドキドキし捜査するときはワクワク?してる。
四部作の予定? 次が楽しみ (^^♪