みちさんの感想
2021年6月13日
最後の最後まで楽しく読んでたのですが、クラリスがハンニバルの料理を食べたあたりで、「あれ?正義に満ち溢れたクラリスどこいった?これもう引き返せんくない?」と違和感を感じだし、結末にがっかり…。 これまで読者を惹きつけてやまなかったレクター博士とクラリスの魅力が全て否定されるラストで、まじで意味がわかりません。なんで??? 絶妙な距離感を保った好敵手だからいいんでしょ。 急におっさんの妄想押し付けられても困るんやけど。 ハンニバルライジング読むか悩む。
たむぶんさんの感想
2007年3月9日
これほど後味の悪い本ない。 今までで読んだ本の中で一番嫌い。
ウィリアム・トマス・ハリス三世(William Thomas Harris III) 1940年テネシー州ジャクソン生まれ、テキサス州ウェイコのベイラー大学(Baylor University)卒業。地方紙記者を経てAP通信社でレポーター兼編集者に。この期間中の知見が小説の機縁となる。 著作は現在5作。映画化もされた『ブラック・サンデー』をはじめ、「ハンニバル・レクター」シリーズの『レッド・ドラゴン』、ブラム・ストーカー賞を獲得した『羊たちの沈黙』に、『ハンニバル』、『ハンニバル・ライジング』。
が、ラストのクラリスに納得してないの、すごく共感したもので。
レクター博士はたしかに知的サイコではあるものの、...
が、ラストのクラリスに納得してないの、すごく共感したもので。
レクター博士はたしかに知的サイコではあるものの、殺人鬼だし、この二人のラブストーリーなんて望んでない。