ナイト・フライヤー (新潮文庫 キ 3-13)

制作 : ダグラス・E.ウィンター 
  • 新潮社
3.36
  • (5)
  • (8)
  • (23)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 127
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (602ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193136

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  ホラーの短編集。
     いろんなホラーが読めて楽しかった。
     ヴァン・ゴッホを思わせる画家の軌跡を追って、ホラーにたどり着く「オレンジは苦悩、ブルーは狂気」や「魔道(ブギー・ウォーク)」がよかった。

  • 収録されている十三作品の内、デイヴィッド・マレル「オレンジは苦悩、ブルーは狂気」、クライヴ・バーカー「魔物の棲む路」、ジャック・ケイディ「暗黒を前にして」の三作品が圧倒的に素晴らしかった。マレルにしてもバーカーにしても自分が触れた範囲の作品で作っていた作家のイメージを良い形で多いに裏切る作品で作家の力量ってやつをまざまざと見せつけられた気がした。個人的には母と娘の永遠の別れとその悲しみを丁寧に描きつつ文字通りの魔物をぞくりとする形で差し込んでくる「魔物の棲む路」が一番のお気に入り。

  • 短編集

著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スティーヴン・キングの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×