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- Amazon.co.jp ・本 (602ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102193136
感想・レビュー・書評
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ホラーの短編集。
いろんなホラーが読めて楽しかった。
ヴァン・ゴッホを思わせる画家の軌跡を追って、ホラーにたどり着く「オレンジは苦悩、ブルーは狂気」や「魔道(ブギー・ウォーク)」がよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
収録されている十三作品の内、デイヴィッド・マレル「オレンジは苦悩、ブルーは狂気」、クライヴ・バーカー「魔物の棲む路」、ジャック・ケイディ「暗黒を前にして」の三作品が圧倒的に素晴らしかった。マレルにしてもバーカーにしても自分が触れた範囲の作品で作っていた作家のイメージを良い形で多いに裏切る作品で作家の力量ってやつをまざまざと見せつけられた気がした。個人的には母と娘の永遠の別れとその悲しみを丁寧に描きつつ文字通りの魔物をぞくりとする形で差し込んでくる「魔物の棲む路」が一番のお気に入り。
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短編集