グリーン・マイル 1 (新潮文庫 キ 3-15)

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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193150

作品紹介・あらすじ

時は1932年、舞台はアメリカ南部のコールド・マウンテン刑務所の死刑囚舎房。この刑務所で死刑囚が電気椅子にたどりつくまでに歩く通路は、床が緑のリノリウムであることから、通称「グリーン・マイル」と呼ばれている。ここで起こった驚くべき出来事とは?そして電気椅子の真の恐ろしさとは?毎月1冊ずつ全6巻の分冊で刊行され、全米を熱狂させた超ベストセラー待望の第1巻。

感想・レビュー・書評

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  • 随分前に映画は見た。パーシーが胸糞悪い奴だったのも鮮明に覚えている。原作はもう少し話が複雑なのかな?2巻以降が楽しみ。

  • 2へ

  • 6冊からなる小説。
    初のスティーブン・キングです。
    もっと血なまぐさい話かと思っていましたが、人間味あふれる内容でした。
    大雑把に言えば死刑囚と看守の話そしてそこに住んでいたネズミ(ミスター・ジングルズ)の話でもあります。

    2巻目も楽しみです。

  • 映画を先に観ました。

    映画も良かったですが、
    原作も素晴らしいです。

    小説は6冊の分冊で、
    刊行時には1ヶ月に一冊、計6ヶ月かけて
    発表された、とのこと。
    当時の人は、次の巻が出るまでの1ヶ月が待ち遠しかったことでしょう。

    私は6冊セットで購入しました(笑)

    小説には、映画にはなかった退所後のポールの話もたくさん記述されています。
    その他、映画では表現しきれなかったポールの想いも知ることができます。

    映画を楽しめた人は、小説も是非読んでみてください。

  • 面白くないし、面白くなくもない。
    人生初スティーブン・キング。

    この先物語はどう進んで行くのか?
    自分の感想はどう変わって行くのか?
    その前に、2以降を読むつもりがあるのか?
    なんかふわふわして落ち着かない読後感。

  • スティーヴン・キングは面白いですね。
    文章の上手さは訳者に負うところももちろん大きいのだと思うが、
    元々の文章がすっきりと分かりやすいのは想像に難くない。
    これは6冊ある内の一冊目で、
    訳者に言わせると
    「ほとんど登場人物紹介に徹している(後書きより)」
    のだが、いーえ、充分面白いです。
    静かなんだけどきちんと盛り上がる場所があり、
    でもイライラさせられる勿体つけもなく。

    ストーリーに関しては全部読み終わったらレビューを書きます。
    今回は、
    ホーガンの後だったからか
    この文章の上手さに感動したのでレビューを書いてみた。

    やっぱり売れるには理由がある。
    ただな、ホラーがあまり好きじゃないんだな、私は。
    「スタンド・バイ・ミー」やこの「グリーン・マイル」のように
    私が楽しめる作品はどのくらいあるかな。

  • こう言うキングが読みたかったの
    もうめちゃくちゃ先が楽しみ
    ワクワクします

  • (感想は第6巻にて)

  • まだまだ序盤の序盤。

    なんで分冊?と思ってたらそんな理由だったのね。
    日本では珍しくない出版形式なのでピンとこないね。



    ささ、次巻へ。

  •  発売時は月に一冊ずつの分冊形式で半年にわたって刊行された長編小説。本書はその1冊目。
     まだ死刑執行に電気椅子がメインで使われていた1932年のアメリカ南部の刑務所を舞台にしている。トム・ハンクス主演で映画化もされている。
     刑務所の死刑囚舎房の看守主任を務めていた人物が過去を振り返るという形で、当時起こったことを時系列的に書き記している。本書はサブタイトルの通り、2人の少女が惨殺され、その場にいた黒人の大男が逮捕されて刑務所へやってきたという内容が中心に描かれている。

  •  悲しい。たとえようもなく悲しい。スティーヴン・キングはもう何冊もよんだけど、泣いたのは初めてだ。「わたしたち人間は、たとえ最上の状態にあろうとも、風に吹かれる草のように無力な存在だ。その人間がガスや電気で、たがいに殺しあう?それも冷酷無慈悲に? 愚行。これが恐怖でなくて、なにが恐怖か。」
     グリーン・マイルとはコールド・マウンテン刑務所で死刑囚が電気椅子まで歩いて行く通路のことだ。そこを多くの死刑囚がたどった。そう、ドラクロアもコーフィも。死刑囚を収容するEブロック看守主任だったポール・エッジコムが、晩年に老人ホームに収容されてから書いた当時の回顧録という体で話が進められる。
     ここに筋書きを書いても始まらない。これはもう読むしかない小説だ。薄い新潮文庫が6冊。ボリューム豊かなキングをなんでこんな細切れに出すのかというと、初出時に連載形式で発表されたのを忠実に踏襲しているからだ。各巻150ページほどを一気に読んで、わくわくしながら次の巻を待つ。これはそういう小説なのだ。ぼくも一週間かけて読んだ。そして泣いた。
     ホラー作家とレッテルを貼られることの多いキングだが、この奇跡の物語はどういうジャンルかというと、ひょっとしてメルヘンなのではと思う。神がいるかどうかはわからない。だけど神に愛された神の子は必ずいる。そういう希望の物語だと思うからだ。

  • スティーヴン・キングの名作の1つ
    全6巻構成の第1巻
    人物や施設の紹介多めだったが
    伏線も多かったので以降の展開に期待

    映画を何度か観ていたので
    大まかには内容を知っていたが
    映画との違いがどれだけあるかも期待かな

  • 約20年振りに再読。感想は6巻を読み終えたら書きます。
    だいぶ内容忘れているので、再読とは思えない新鮮さ^_^

  • I could review the movie from this book. This is so thin that I can read easily.

  • 映画を見たあとに小説を読むのもどうかと思うのですが。。。。
    まして、その映画が小説に忠実に作ってあるもので、次の展開が見えてしまうのです。
    にもかかわらず一気に読ませてしまう、このキングの力量はやっぱりスゴイですね。
    とにかく伏線の張り方が美味いですよね。最初に脈絡が無い感じで色々と出てくるのですが、それが最期まで見事に繋がっていく。
    何でこんなに薄い本で全6巻なのか前々から気になっていたのですが、月一冊ペースで連載のように発行された本なのですね。日本では余り珍しくも無い(月刊誌での掲載)と思うのですが、アメリカでは珍しい発行形式だそうで、翻訳に当たってもこの形式を守るようにという指示でこうなったそうです。
    ともあれ、久しぶりにキングの良い作品を読みました。

  • 2017.08.20

  • 物語の導入編。なので人物はたくさん出てくるが、各人の紹介程度なので、まだストーリーはよく分からない。
    主人公が今は老人であるらしいこと、これからの話は「終わった」ことであるということ。
    これから話がどうなっていくのかが楽しみ。

  • 刑務所内の出来事。凄惨な事件を起こした死刑囚。まだ話がどのように展開して行くのか見えない。第2巻に期待。

  • 敢えて分冊にして発行されたという本作。当初、日本でも分冊にして発行されたそうな。自分も分冊で読む事にしました。
    舞台は死刑囚が収監される棟。語り手は、その看守主任。不穏分子が囚人ではなく、看守側にいる模様。
    著者は、その前書きで、穏やかな夕食後などに家族で音読して欲しいような事を言ってますが、いやぁこんなに怖そうな内容、子供が泣いちゃう。

  • この本の出版の形態がなぜ分冊なのかの解説から始まる。
    なんせ、ディケンズの時代まで遡る。小説の続きが読みたいがために死人か出た時代のころ。
    それを蘇らせたそうです。
    他にも、物語の始まりらしく様々な伏線を混ぜながらあっという間に1巻が読み終わる。
    次向かってすごくワクワクしながら。

  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】933.7||K
    【資料ID】91020247

  • このころはまだS.King、前書きちゃーんと長かったのだなぁ。この薄い中に濃ゆい人間模様に事件が・・・。まだコーフィの事件の真相はまったく分からない。登場人物がもれなく紹介されてる感じかな?

  • 映画は見たけど、原作は初めて。内容はともかく、各100ページくらいの6分冊構成ってどうなのよ、って思うけど。初版出たときは、ワクワク感あってよかったかもしれんけど。

  • この小説は、ある犯罪の犯人が「コールド・マウンテン刑務所」へ来た所から、語り部の話から始まります。

  • 映画を観たので原作も…6分冊かよ!面白いことしまんな。

  • 淡々とこの物語の世界の内容が述べられ、布石が置かれていきます。情景を頭の中で簡単に思い描けるくらい詳しく書かれていて、想像をしながら読み進めていきました。

  • 資料ID:C0019383
    配架場所:本館2F文庫書架

  • 遠い昔に映画を観たのですが「原作の方がすごい」と聞いたので読んでみました。これもう全巻出てから読んでいるのですが、もしリアルタイムで読んでいたら、次巻発行がたまらなく楽しみだったろうなぁ。まだまだ物語は始まったばかり。これからが楽しみです。

  • オカンに買ってもらった

  • 4102193154 155p 1997・11・10 9刷

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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