グリーン・マイル 4 (新潮文庫 キ 3-18)

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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193181

作品紹介・あらすじ

雷鳴の轟く嵐の夜、賢い鼠の飼い主だった死刑囚ドラクロアの処刑が行われた。その陣頭指揮を取ったのは、彼を目の敵にしている残忍な性格の看守パーシー。電気椅子での死刑執行において、ある大切な手順を省くことで、パーシーは身の毛もよだつような醜悪なかたちで復讐を遂げることになったのだ。恐ろしく忌まわしい処刑のあと、ポールは危険きわまりない大勝負を考えついた-。

感想・レビュー・書評

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  • もう止まらない 

  • あまりに衝撃的なドラクロアの処刑執行シーン。昔見た映画でも、このシーンは一番強烈な記憶があるな。。
    カーティス副所長がいい味を出してると思う。

  • 映画を先に観ました。

    映画も良かったですが、
    原作も素晴らしいです。

    小説は6冊の分冊で、
    刊行時には1ヶ月に一冊、計6ヶ月かけて
    発表された、とのこと。
    当時の人は、次の巻が出るまでの1ヶ月が待ち遠しかったことでしょう。

    私は6冊セットで購入しました(笑)

    小説には、映画にはなかった退所後のポールの話もたくさん記述されています。
    その他、映画では表現しきれなかったポールの想いも知ることができます。

    映画を楽しめた人は、小説も是非読んでみてください。

  • 4巻を再読。人の醜悪さが露骨にそして見事に表現されている。ここまでやる人の根底にあるものは身勝手さ、自己中心的なもの以外に何があるのだろう...。後天的な性格変容や対処スタイルなのだろうか...。

  • (感想は第6巻にて)

  • キングの描く女性は本当に女神。
    モデルはキングの奥さんなんやろうか?だとしたら羨ましい限り。

    またもやパーシーめ!

    ささ、次巻へ。

  •  全6巻中の4巻目。
     これまで読んできた4冊の中で、一番重たい内容が書かれている。人間の業というか、嫉妬というか、そうしたものが死の淵まで付き纏うものということに改めて気づかされる内容となっている。人間はどのような立場になっても(状況に置かれても)、自分の欲望に基づいて行動する性質を持っているのかもしれない。

  • 権力を持った叔父の後ろ盾で職に就いている
    問題の看守「パーシー」が死刑の陣頭指揮を
    とるのを条件に転属届を出すと言うのを約束した

    その死刑が因縁のドラクロアの死刑となるが・・・

    このシーンは映画でもかなりの
    衝撃を与える死刑シーンとなっている

    これから本を読む人
    映画をまだ見てない人は
    注意して読むことをお勧めします

  • あっという間に読み終わりました。
    さぁこれからどうなるんだろう。
    また楽しみ!

  • 原書名:The green mile. v.4

  • 2017.08.22

  • とうとうパーシーがやらかした!!
    法で裁けない罪をやらかした!!
    しかし、この話は終わった話だ。過去を変えることはできない。
    ドラクロアの犯罪を新聞程度にしか書いていないため、この処罰が妥当なのかは分からない。ただ、とても酷い。

  • やっぱりそうなるよね。だけどどうやってそれを実現するか。
    次巻が楽しみ。

  • 死刑囚が収監されている特別棟で起こる事件。人間の裏の欲望。
    なんだか米国人が嫌いになりそう。

  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】933.7||K
    【資料ID】91020250

  • 読んでる本に登録する前に読了。パーシーのバカのせいで、ドラクロアが悲惨な最期を遂げる。これによって、どっちかっていうと、死刑賛成派であった私も、考え込んでしまった。これほどの刑罰を科すことに、亡くなった人たちはどう思っていることだろう。結局死刑ってのは、生きてる人のための考え方なのかもしれない。

  • この巻で、いよいよ一人の死刑囚「ドラクロア」の処刑が始まります。そこで、一人の看守がどんでもない計画をした。

  • むごい。

  • 著者がホラー作家として有名なことが感じ取れる一冊でした。ドラクロアの死の描写は、文字であるにもかかわらず生々しく、想像することをためらうようなものでした。また、新たな布石が置かれ、今後どうなるのだろうと思いを馳せるような一冊でした。

  • 映画を見ていたのでドラクロアの最後は知っていたのですが、文章で読んだ方が酷い。相応の罰が下るように祈る。

  • オカンに買ってもらった

  • 4102193189 157p 1997・11・15 7刷

  • このシリーズ4冊目ですが 私にとってはこれが今のところ一番。

  • (2000.08.12読了)(拝借)
    ドラクロアの悲惨な死
    (「BOOK」データベースより)amazon
    雷鳴の轟く嵐の夜、賢い鼠の飼い主だった死刑囚ドラクロアの処刑が行われた。その陣頭指揮を取ったのは、彼を目の敵にしている残忍な性格の看守パーシー。電気椅子での死刑執行において、ある大切な手順を省くことで、パーシーは身の毛もよだつような醜悪なかたちで復讐を遂げることになったのだ。恐ろしく忌まわしい処刑のあと、ポールは危険きわまりない大勝負を考えついた―。

  • レビューはグリーン・マイル6に。

  • 焦げくさいのが鼻についてしまった。やはり描写がすごいや

  • 今回の巻は覚悟をしていたけれども
    やはりドラクロアの最期がキツい…。。

    映像で見た時よりも衝撃を受けました。


    後ニ巻で終わってしまうと思と、読み進めるのか勿体無い気分です。

  • 4/6。
    パーシーの非道な行為によって決行される、ミスター・ジングルスの飼い主ドラグロアの処刑。
    そしてコーフィーの不思議な能力を利用しポールたちはある人を救う計画を立て始める。

    パーシーの行いが非道すぎるのと、その被害者となったドラグロアが可哀想過ぎた。
    無謀とも言える計画をどのように進めるのか次巻が楽しみ

  • ドラクロアを襲った惨劇の描写が凄まじかったです。そして看守たちの判断は悲しくて厳しいけどそれ以外は立場として間違っていなかったんだろうな。そしてラストは前巻までとは雰囲気が違いますが、同じようにずるいです。次巻も期待。

  • まあまあ

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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