- Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102205082
感想・レビュー・書評
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知人に勧められ読了
勧善懲悪 わかりやすいストーリー 魅力的な登場人物
映画でもそうだが最強のおっさんは魅力的詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023.08.18 社内読書部で紹介を受ける。
「かつては外人部隊で勇名を馳せたアメリカ人クリーシィも今や五十歳目前、虚無感に陥りかけていた。そんな彼が、とあるイタリア人実業家の令嬢ボディガードに雇われ、十一歳の少女との心の交流を通じて人生に希望をとり戻してゆく。だが娘は何者かに誘拐・惨殺されてしまった。怒りに燃えたクリーシィは、たったひとり復讐に立ちあがる」 -
ランボー怒りのイタリア、である。
読み終わってから思い返すに、なんともシンプルな筋書きやな!ってなる。子どもを殺られたオッサンが怒ってマフィアどもをぶっ潰すわけである。まぁそれだけなわけですよ、ぶっちゃけ。じゃあつまらんかというと、面白いわけですよ。愉快痛快なわけですよ。
マフィアはゴッドファーザー効果でちょい悪オヤジ格好良いみたいな風潮もあるけど、いやないかもだけど、実際にはワルモノですから。
そういう意味では主人公とかチョイワルというか危ないけど。それがまた良い。 -
イタリアを舞台にした本で、登場人物の描写が細やかに描かれており、感情移入しやすかった。20年ほど前に買ってから、4、5回読んでいるが、勧善懲悪の復讐物語で、目には目をの世界観。人物描写もされており、自分的には一番好きなハードボイルドの本です。中々超える本に出会えません。映画では表現出来ないので、お勧めです。
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魅力的な登場人物が多い。
元傭兵、子供、島民、警官、マフィア…。
どこまでが想像なのか解らないが、皆が生き生きと描写されるので、入り込める。 -
「冒険小説」ベスト30の中で、第15位の作品。主人公クリーシーが登場する最初の作品。その後、このクリーシーシリーズが数冊続くことになる。中年の元傭兵である主人公の活躍が痛快で、私的にはもう少し順位が上位でもよかったのではないかと思う。
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2017.1.15 日経新聞「文化」中畑貴志
「正月用、書籍選び」 -
クリーシィシリーズ。
寡黙で職人はだでそして強い主人公がかっこよすぎます。
無駄に語らない登場人物たちが素敵です。 -
疲れた男が、少女との交流から、
人間らしさを取り戻し、そこから立ち直りかけたときに、
少女が誘拐される。
それに対する復讐。
「がんばれクリーシイ」という下りが、勧善懲悪的で面白い。
日本的文化のようだ。
人を殺すという戦争の中で育ってきた人間は、
人を殺すことによってしか、
自分の主義主張を表すことしかできない。 -
【参考ウェブサイト】
A. J. Quinnell - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/A._J._Quinnell
作家 A・J・クィネル A. J. Quinnell
http://www.ne.jp/asahi/kitora/shu/books/j-ajq.htm
A.J.Quinnell @ Tony Mortlock's Home Page
http://web.singnet.com.sg/~tonym/quinnell.html
MY VISIT TO GOZO AND A. J. QUINNELL
http://web.singnet.com.sg/~tonym/gozo.html
A. J. Quinnell - Biography
http://web.singnet.com.sg/~tonym/quinnell-biography.html
A.J.クィネルの若かりし頃の映像↓↓
Philip Nicholson (A. J. Quinnell).wmv
http://www.youtube.com/watch_popup?v=nxsrnmMTD5s#t=82s&vq=small
そして、写真など
Ghajnsielem.com - Philip Nicholson (A. J. Quinnell)http://www.ghajnsielem.com/biographies/index.html
http://www.ghajnsielem.com/biographies/philipnicholson.html
http://www.ghajnsielem.com/ghajnsielemfc/
http://www.ghajnsielem.com/ghajnsielemfc/images/197493/65.jpg