夜の人々 (新潮文庫 ア 28-1)

  • 新潮社
4.00
  • (0)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 73
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102405215

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • エドワード・アンダーソン『夜の人々』新潮文庫。

    1937年発表を幻のノワール小説。

    ストーリーはありきたりで、他愛の無いものであるが、古き善き時代のアメリカ南部が巧く描写されており、文学作品を読むかのようだった。


    14歳で強盗未遂事件で殺人を犯し、終身刑となったボウイは囚人仲間のTタブ、チカモウと共にアルカトナ刑務所を脱獄する。チカモウの従兄のディーの元に向かう3人は銀行強盗を計画し、さらなる犯罪を重ねる。

    3人は逃亡先のディーの家に辿り着き、銀行から強盗した金で気儘な生活を送る。やがてボウイはディーの娘のキーチーに惹かれていく。

    再び銀行強盗を働いた後、ボウイは自動車事故を起こし、後続車に乗っていたチカモウが2人は警官を射殺する。現場に残された指紋からボウイが主犯であると報じられ、ボウイはキーチーと逃亡の旅に出る。

    本体価格800円
    ★★★★

全1件中 1 - 1件を表示

矢口誠の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×