- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103007524
感想・レビュー・書評
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おにいちゃんは、何でいなくなったのか?
何故、九州を目指すのか?
目的は?と思いながら読みました。
最後に分かるのだけれども。
おにいちゃんの背中を追いかけてきた
高校生が、おにいちゃんから離れて
自分の道を決めて行く前の、
複雑な思いが心に沁みた。
夏に読みたい本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
解説の通りなので以下抜粋
旅を通して彼の中に刻まれたものはあるだろう。だからといって、はっきりした答えを出さないところ、希望に満ち満ちて前向きにならないところ、主人公が大人にならないところ、そして教条的なところが一切ないところが、ものすごくいい
まさにそうだった。よかった。
大した盛り上がりもないのに、なぜか惹かれるし、おもしろい
この人の作品は毎回そう
どの主人公にも憧れというか、羨ましさを感じてしまう何かがある -
2010/07/04
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高校3年生で受験を控えた少年は、兄の残したオンボロカーを運転してヒッチハイクしてきた少女と西を目指す。
兄は東大出のエリートで、いつも兄の背中を追いながら過ごしていたが・・・ -
ヒロインに振り回される主人公にちょっと同情しながらも
展開にドキドキしながら楽しく読めました。
きゅんとくる場面もたくさんあります。 -
2007.6
爽やかー。
ちょっと恥ずかしくなるくらい。
アメリカの青春モノみたいな匂いがする。
でも読み進めるうちに慣れてきます。
開き直ってしまいます。 -
さわやかでした。
爽やかすぎてちょっと恥ずかしくなりました。
そんな夏の日。 -
ただいま受験生な私(笑)
妙にリアルすぎてひきこまれた。
私も主人公のように出かけたいなあと思った。 -
うん、青春万歳!って感じ。
この人は当たり前のお話を
当たり前に書くのがじょーず。
だから安心して読めるかな。
彰二と杏子ちゃんと、
まぁ現実にはありえないお話やけども
それでも夢中になってわくわくして
青春っていいよねって思えるお話。
大切なものの尺度は
人によって全然違うのです。