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- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103034063
感想・レビュー・書評
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なかなかに、重いテーマですよね。
自分の子供が、犯罪者、しかも世間を騒がせるような事件を起こした際に、どうやって向き合うか?
子を持つ親なら、誰だった犯罪者にしようと思って、育てるわけではない。
現代でも、世間を騒がせるような犯罪を起こした犯人の両親のところに、ワイドショーなどが取材に行ったりしますよね。
自分の子供が犯罪を起こし、ショックを受けているところに、世間の風当たりの強さが追い討ちをかけるわけです。
成人した子供が犯罪を起こした場合に、親に責任はあるのか?
あるから、親として、そういう仕打ちを受けるのは、仕方がないという人もいるでしょう。
でも、自分のことを考えても、成人して以降の自分の行動に、親が関与しているかといえば、はっきり行って関係ないですよね。
そう考えると、親が成人してから犯罪を起こした子供の責任を、一身に背負うのはちょっと気の毒な気がしますね。
特に、この本は、あさま山荘事件をモデルにしています。
政治犯というのは、単純な犯罪行為と違い、自分が正しい、という信念の元に行動しているから、余計に難しいですよね。
やっぱり、親は生きている限り、子供の結果責任を負い続けなければいけないのでしょうか?
自分も、ちょっとわかりません・・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示
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