海峡の霧

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103142201

作品紹介・あらすじ

出会い、交流、記憶。大岡昇平、中村真一郎、吉田健一、埴谷雄高、井上靖…敬愛する作家たちとの交流。創作への原動力となった芸術、音楽、思想との邂逅。幼くして亡くなった兄、小学校、旧制高校時代の鮮烈な記憶。パリ、軽井沢、高輪での日々…辻文学の原風景がここにある。巻末に辻佐保子夫人のエッセイを付す。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館本。
    マラルメもゾラもつつましい書斎を持っていた、というところが泣かせます。

  • 烏兎の庭 第一部 書評 12.22.02
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/yoko/tujiy.html

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著者プロフィール

作家。1925年、東京生まれ。57年から61年までフランスに留学。63年、『廻廊にて』で近代文学賞を受賞。こののち、『安土往還記』『天草の雅歌』『背教者ユリアヌス』など、歴史小説をつぎつぎと発表。95年には『西行花伝』により谷崎潤一郎賞を受賞。人物の心情を清明な文体で描く長編を数多く著す一方で、『ある生涯の七つの場所』『楽興の時十二章』『十二の肖像画による十二の物語』など連作短編も得意とした。1999年没。

「2014年 『DVD&BOOK 愛蔵版 花のレクイエム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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