高く手を振る日

著者 :
  • 新潮社
3.32
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本棚登録 : 82
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103272090

感想・レビュー・書評

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  • いいところはたくさんある。特にラスト。でも。

  • 2010.09.10

  • 今住む我が家にある数多の物も、将来自分が亡き後を思えば、家族に必要ない物、或いは見せたくないものは始末したくなるだろう。元気に老いた場合を描いても、生活はできるだけスリムにしておきたいだろう。そこは共感できるが、ストーリーの顛末は、作者も主人公も、やっぱりいくつになっても男は男だねぇ〜、といった感じ。やれやれ。

  • 日経の書評を読んで買ったのですが、期待し過ぎたのかな…主人公が好意を寄せた女性の最後の決断には仕方ないと思う反面、現実的で、小説で描くにはつまらない結末と思った。

  • 最近ミステリーとかばかり読んでいたから、久々に格調高い文章に出会ったという感じ。

    ひらがな打ちのメールに主人公の素直な思いをうまく表していると思う。
    育ってきたぶどうの苗を植え変えなきゃいけないと思いつつ、いつまでも先送りする部分もうまい。

    ただ主人公は自分の気持ちばかりを押し付けて、あまりに自分勝手かと・・・
    いや、恋って本来そういうもの?
    なんというか、いい年して恋に恋してるという感じ。

    自分の父親がもし将来こんな風になったら、すごくイヤだ。

  • 切なかった。
    会えたのはうらやましかったけれど・・・・。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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