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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103300724
感想・レビュー・書評
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体育会系への憧れが止まらない。
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ビジネス書・啓発・啓蒙書へと進路を切っていますね。「希望の格闘技」読み終えた後、五輪書中井祐樹版がいずれ出るでしょう、と感じましたが。着々と近づいていると思います。
共感はしても傾倒しないことが、啓発・啓蒙書で気を付けていること。
守破離をしてこそですから。守だけで終わらないようにしたいです。 -
本書でも語られる今日の柔道ルールは、オリンピックに偏っている。柔道はほとんど伝える者がいなくなりつつある古流柔術に対して責任を負っていると思う。オリンピック柔道をやる一方、古流の技術や精神を伝えてゆくルールで、せめて二年に一回ずつくらいは試合を開催してくれないものか。試合がないと技術は忘れられてしまう。
ある格闘家が言った言葉。
「試合前の稽古って辛いんですよ。でもすごく充実してるんです。この頃は漸く試合のために稽古をするんじゃなくて、この充実した時間のために試合があるんだって思えるようになりました。」
本書は、人の生き方、志の本であった、というのが読んだ実感である。