- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103328315
感想・レビュー・書評
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【閲覧係より】
自選88曲の歌詩と共に、ソロ活動以降のすべてを桑田佳祐本人が語ります。桑田圭祐の作詞にかける思い、意気込みが伝わってきます。
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所在記号:767.8||クワ
登録番号:20100655
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かつて新潮文庫版の「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」を手にした時、著者の歌詩のみについて語ることにどれほどの意味があるのだろうという思いが強く残った。エッセイの部分は楽しめたが、ソロアーティストとしてリリースされた作品を対象にした本著についても同様の感が否めない。ただし、押韻を多用し、英語をちりばめたなじみ深い言葉の羅列を改めて読むと、それらの歌詞をのせた楽曲が頭の中で自動再生され、その素晴らしさに手放しで感動させられる。そして著者と同じ時代を生きる歓びを再認識すると共に、「EARLY IN THE MORNING」なんて作品にぶつかるとこう思う、やっぱりただの歌詞じゃねえか、と。
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その時代時代を代表する楽曲達を生み出す上で桑田さんがどんなことを想い、考えていたのかが綴られた一冊。
改めて「僕は桑田さんのことが大好きなんだ!」と思い知らされた。
同じ時代に存在できることを誇りに思います。 -
桑田の大ファンとしては、歌作りの状況が垣間見れてすごく面白かった。また、昔のアルバムを聴きたくなった。違う感じ方できるかな。
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桑田佳祐の各作品の歌詞は、もともとほとんど暗記してるし、あらためて読み返すこともないくらい、内容ははっきりと頭に焼きついてる。どファンだから。それでも、彼自身が語る言葉とともに読み返すと、これまでのものとはまた異なった感慨がある。個人のレベルでは“ふとした病気”を経て、世間のレベルでは“3.11”を経験して、その後に行われている今の全国ツアーに参加した後に目を通したのもあって、格別の思いを味わうことが出来ました。
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20121014
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内容紹介
音楽と歩んだ人生、向き合った命、そして未来について真摯に紡いだ言葉の数々。
自選88曲の歌詩とともに、ソロワークス25年の全てを綴った書き下ろしエッセイ。
サザンとは違った、新しい音楽仲間と切磋琢磨した80年代、
亡くなった母の棺の傍らで作った曲、「波乗りジョニー」「白い恋人達」という大ヒット作の直後に作った三枚目のアルバム『ROCK AND ROLL HERO』の意外な自己評価。
いいアルバムを作ろうと執念で臨んだ『MUSICMAN』と突然の病。
闘病の日々、震災、復活の紅白出演、そして5年ぶりのツアーへ。
ソロ活動25年を振り返り、これからの未来も見据える、歌手・桑田佳祐の軌跡。 -
桑田サウンドに魅せられて27年。
きっかけは中学1年生のキャンプにて最終夜のキャンプファイヤーでながれてきた曲「YaYa~あの時代を忘れない~」
今思うと選曲した先生のセンスに感謝です。
高校時代は特に好きなサザンの曲をオリジナルで組み合わせてカセットテープに収録してデート使用したり、高校3年の夏には友人が彼女と別れ何度もみんなで「真夏の果実」をリピートして聞いて慰めたり。
サザン&桑田サウンドと歩んだ人生だったな。
さて、本書は桑田さんのソロ活動を中心とした書下ろしエッセイと多くはソロミュージックの歌詞が綴られているものです。