英雄の条件

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103360520

感想・レビュー・書評

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  • 本城雅人作品の野球もの好きです!

  • こうやってドーピング問題を取り上げるとき、突き刺さるのは岡野(145頁)とエイミー(295頁)の言葉だと思う。主役は元選手の津久見じゃなくてライターの安達だよな、これ。

  • 元々スポーツライターで、馬系の話も描いてる人だそうな。色々出版社に言われて展開考えたりしてるんだろうな〜という感じ。関連する人、グリーニーとかリアリティあって良い感じ。まあまあです。

  • う~ん。

  • かつてメジャーリーグで活躍した日本の至宝、津久見浩生に現役時代のドーピング疑惑が降りかかる。真相を追う記者の安達と、沈黙を続ける津久見。様々な思惑が渦巻くなか、徐々に明らかになる真相…。果たして津久見は「シロ」なのか「クロ」なのか?
    スポーツ界におけるドーピング問題を取り扱った作品で、ミステリーとしても楽しめる作品。ラストの公聴会での津久見の言葉に重みがあって読後もいろいろと考えさせられる作品だった。

  • プロスポーツ界とドーピングは切っても切れないズブズブの関係にある。本書もメジャーリーガーと血液ドーピングが軸となるストーリーで、ミステリー仕立てで飽きさせない。津久見が格好いいんだわ。ラストはウルウルしました。

  • ストーリーは面白かったが、登場人物がどれも印象が薄くてそこまで引き込まれなかった。特に安達が浮かんでこなかった

  • アメリカ・メジャーリーグ界において、過去のドーピング疑惑が発覚。かつて主軸として活躍した津久見にも疑惑がかけられる。奇跡と絶賛されたホームランの裏に、薬の力は存在したのか?選手、球団、代理人を巻き込み真相を探る。
    これだと、使用するかどうかは別にして、薬が簡単に手に入るような描写があり意外だった。選手がぎりぎりのところでやっているのは分かるが、使用するに当たっての心理的ハードルが低いように思えてしまったのが残念。

  • メジャーリーグのドーピングの話。
    メジャーは、ドーピングしている選手がいる?
    リアルな話のような気がするが、伝わって来ない。
    NPBにドーピング検査対象試合があるのは知らなかった。

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著者プロフィール

1965年、神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、スポーツ紙記者として活躍。2009年『ノーバディノウズ』が松本清張賞候補となりデビュー。2017年『ミッドナイト・ジャーナル』で吉川英治文学新人賞を受賞。2018年『傍流の記者』で直木三十五賞候補。著書に『四十過ぎたら出世が仕事』(祥伝社刊)『友を待つ』(祥伝社文庫)など多数。

「2023年 『あかり野牧場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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