- Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103506430
作品紹介・あらすじ
忍者ファン、必読! 1/100秒の刹那を体感できるハイパーアクション時代巨編。大乱前夜の京。比叡山からの密命を受けた少女・すがるが、腐敗した権力者たちの邪心を叩き斬る! 疫病と飢饉に困窮する民をよそに「花の御所」で繰り広げられる権力争い。そこへ山名宗全、細川勝元ら守護大名たちの対立が絡み……野望の陰で命を散らす忍者たちの悲哀を描く、一気読み必至の歴史エンターテインメント。
感想・レビュー・書評
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さまざまな歴史背景がよく調べられていて、緊迫のシーンもあって面白かったです。
ただ、自分には合わなかったのかなぁという感じです…すいまけん。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
知らない言葉も沢山あったけど、何よりスピード感・疾走感が気持ちよくて、どっぷりハマって読了。
私の中で忍者はファンタジーの産物という、何となく忍者という存在そのものが疑わしい…と思っていたけど、読んでみると、一人一人のキャラクターがたっていたし
背景もしっかり描かれていて、とても面白かった。
元々、スパイ小説や映画が好きなので、時代こそ違えどそれと同じと思えば、楽しみ方も誰が怪しいか推理するのも楽しみの一つだと感じた。
武内さんの本、他にも読んでみよう。 -
武内涼の著書ということで選んだが、難解。読み進みのが苦痛。1/5読んで返却。
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室町時代の忍び(乱破)の話。比叡山の蔵から宝物が盗まれた。比叡山を守る八瀬童子のすがる達と助っ人として雇われた伊賀忍者が宝と下手人を探しに京都に出る。宝の中に含まれる阿修羅草子は、見る物に力を与えるが、最終的に滅びに導くもの。力を欲する山名、細川などの大名が宝を巡って争い、それぞれの大名が抱える忍び集団と争うことになる。これまで読んだ忍者ものは戦国時代だったので、ちょっと政治情勢等も違って面白かった。
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手に汗握る忍者同士の死闘のシーンは圧巻でした。当時の忍者(職業としての)が果たしていた役割や忍術、道具などがリアルに描かれていて興味深く読めたのと、恋愛要素もあり、謎解きもあり、とエンタメ性に富んだ歴史小説でした。
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忍者同士の闘いは壮烈な闘いだなぁ!そして仲間たちの死、最愛の死は悲惨だよ!くノ一の彼女はこれからどう生きる?