1Q84 BOOK 2

著者 :
  • 新潮社
3.79
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本棚登録 : 21830
感想 : 1717
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  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103534235

感想・レビュー・書評

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  • 感想は3で。

  • ううむ
    ひっぱるなあ

    2つのパートの関連が
    早い段階でわかって
    「ハードボイルドワンダーランド」ほど
    関連がおもしろくない気がした

    作中小説「空気さなぎ」に対する
    最後まで読ませるけどそれだけみたいな
    作中批判に対する批判は
    村上春樹の小説観が感じとれて面白い
    BOOK1の記載だったかな

    BOOK3仕方ない読むか

  • 文庫版を上下巻買うよりハードカバーを中古で買った方が安かったので、中古で購入。
    しかし、この巻で私は白旗を揚げます。
    冗長すぎます。
    言葉の多い物語、遅々として話が進まない物語、何が言いたいかわからない物語、どれも個人的には好みです。そこに音楽というか、読者を乗せる、もしくはつかむ、リズムがあるのであれば。
    村上さんの著者は音楽と関連付けて話されることが多いけれど、この本に関しては私は音楽を感じない。要所要所で人をひきつけるクオートをはめ込んでいるから、「おっ」と思って頑張って読みすすめるけれど、
    一旦本を置いて俯瞰してみると、なんて痛みのない痛みの描写、喜びのない喜びの描写なんだろう、と思う。
    痛みを受ける、受けさせることをとても美しく捉えているというか・・・喜びを敢えて温度を下げて捉えているというか。
    物語るために登場人物が動かされている。そういうテーマ性も含んでいるのだから著者の狙い通りなのかもしれないけれど、好みではないのです。

    「ありえなかった世界」を、書きたいのかもしれない。それが物語るということだとして、もしかしたらこの先3巻目で、世界への新しい眼差しが生まれるのかもしれない。
    でもなんかその可能性にどうしても出会いたいと思うだけの情熱がなく、それなしに読むには労力がかかりすぎる本。だと思う。私にとっては。

    とてもロマンチックだとは思うんですよ。男性作者によく見られるロマンチシズム。
    これ好きな男の人が周りにいたら、「えーそうなんだ・・・」とテンション下がることはないと思う。「あぁ、ロマンチストなんですね」と、むしろ好意的にとるかと思います。

    それでもやっぱり、米文学に憧れた人の、憧れの部分しか伝わってこなくて、虚しく、寂しいのかもしれないな。
    「アンダーグラウンド」などのノンフィクション、そのほかの短編集の方が私は好きです。要するに、村上さんの声と目線は好きであると。でも彼が造り語る世界には、親しみがもてないと。そういうことなんだろうか。

  • 1巻より過去のお話になるし、ただでさえ二人の主人公交互で話が展開するので進行が眠たい(´Д`)だってこの人達の運命1巻で知ってるしーみたいな…?
    主人公二人の生活、特に性生活を丹念に描いている印象。話の大筋は面白い気はするけど、セックスシーンでお腹いっぱいでもういいやって感じです。
    あと、ストーリーに関係する宗教法人「あけぼの」や「さきがけ」がつい最近読んだヤマギシ会の話と頭の中で繋がっちゃってそうとしか読めなくなった。子どもが徐々に感情をなくし…って所が怖い。

  • ビックリするほど面白くなかった。
    登場キャラがみなスマート過ぎて、変化に貧しく、宗教という手を出しにくいジャンルの終着地点が曖昧に(あっけなくか?)終わってしまった。
    とりあえず、Book3を購入してあるが、読むかどうか思慮中であります。

  • book1を読んだらbook2も読まない訳にはいかないでしょ!!

  • 春樹さん大好きなんやけど、二巻も入っていけなかった。なんでやろ⁇

  • BOOK3まで読んでからなんだろうけれど、意味不明。
    文体がいやだっていう人がいるけれど、文体はOK。
    とにかく、あまり忘れないうちに3を読みたい

  • 2巻を読んだ上でも、まだつかみ切れないゆるゆる進行。
    1巻よりも現実とファンタジーの境目が曖昧になってきてるなー。

  • よく考え込んで作られてるのはよくわかる。が、やはり好きにはなれないなぁ

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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