いいひと、辞めました

  • 新潮社 (2024年3月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784103537939

作品紹介・あらすじ

いいひと歴40年。この度、一身上の都合によりサイテー男に転身します! 四十路の独身男、平田は自他ともに認める「いいひと」。だが、モテない。結婚はおろか恋人すらできない。「いいひとなんだけどね……」って、もういい! こうなったらとことんサイテーになってやる! 立派な「サイテー男」になるべく向かった場所とは――ふかわりょうが描く、痛快! 人生180度逆転劇!

みんなの感想まとめ

主人公が「いいひと」から「サイテー男」へと180度転身する過程を描いた物語は、痛快な逆転劇が展開されます。平田の奮闘を通じて、善であることの重圧や、周囲からの期待に応えることの難しさが浮き彫りになり、...

感想・レビュー・書評

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  • 面白くてあっという間に読み終わった。平田さん頑張れ!と何回も心の中でエールを送った。合宿が想像を超えるサイテーで笑った!

    *あなたはサイテーじゃないです、普通のテーです。
    *イメージはワルツのリズムね。優しく、冷たく冷たく。ワンツースリー、ワンツースリー。
    *信用なんて溜めても荷物になるだけ、
     自分を苦しめるだけです。
     自分を縛るものをどんどん解いていきましょう
    *マガサス

  • いつも、「いいひとなんだけど」で終わってしまう主人公が、サイテー男になるために養成所に入門する。
    果たして彼はサイテー男になれるのか・・・
    着地点をどこに持っていくんだろうと思うほどぶっ飛び始めた主人公だったが、わりと無難なラスト。ただ、最後の台詞芸人らしいオチを持ってきている。
    英題が「Nice Guys Finish Last」となっているように、多少は皮肉を込めた内容。それより、GREEN DAYをまた聞きたくなった。

  • おもしろかった。
    いいひとを辞めたくてグズ養成合宿へ、グズになったけど結局いいひとに戻る。
    笑っちゃうけど、確かに。
    悪かった奴が更正するとすごく評価されて、ずっと真面目でいい人が
    軽く扱われることには不満。

  • #いいひと、辞めました
    #ふかわりょう
    24/3/19出版
    https://amzn.to/43sfkuz

    ●なぜ気になったか
    ふかわさんの文才には今のところ一目おいている。ふかわさんが、どんなひとがいいひとでどんなひとがいいひとでない、と考えているかに興味がわいたので読んでみたい

    ●読了感想
    「いいひと」「いいひとでない」、言いたいことはわかる、わかるのだけれど、小説としての表現が浅くてとても残念な読後感。エッセイはすごく好きなだけに、エッセイ形式で読みたかった

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き

  • ふかわさんの書下ろし小説。ナンセンス満載でクスッと苦笑いしながら読了。
    以前読んだ村田沙耶香さんの『コンビニ人間』を思い出す。

    「人は善くあるべき」という圧の強さを感じる日常。もちろん社会の秩序を乱しまくる海外からの観光客や定着してしまった外国人居住者による暴挙の毎日にも心がざわつくのだけれど…。

    SNS上で、見も知らぬ他者の日常の一挙手一投足を観なくていいものを見てしまう、目に入ってしまう毎日。
    嫌なものほど気になる、目に入ってくるアルゴリズムとそれによるエコーチェンバーによる視野狭窄。

    私も含めた人々は「善きこと」「善き人」への強迫症に駆られ過ぎたのかもしれない。

    ふかわさんの物語は「いいひとだからつまらない。だから結婚できない」と「悪い人」になるための努力を惜しまなかった男性の話だけれど、寛容すぎるリベラルが過激なリーダーシップを呼び出し、また大統領の座に据えた大国にも通じるかも、などと考えるのは想像しすぎかな笑。

    作中登場するベートーヴェンやドビュッシーのパーソナリティ上の問題を読みながら、今を席巻する各国の強いリーダーシップの持ち主たちも同じだよなあ。

    不倫をいけない!と弾じ炎上する世間は、各人自分自身が抱えるストレスのはけ口の矛先を探しているだけというふかわさんの見立ては私も同意。

    知らない人のことはほおっておけばいいのだから。
    他者と自分の曖昧な境界線をやすやすと超えて、他者に「寄り添うこと」が至上になっているメディアの姿勢はなんだかな。胡散臭いよ。
    「善い人」神話はメディアが仕立て上げた気がして。

    でも社会の秩序を守り、身近な他者を悪意を持って傷つけたり、利用するのはいつの時代もよくないと思う。なんでもありではないその塩梅と加減が難しい時代なんだろうな。

    あ、でも誰かほかの人と道ですれ違う時にいつも譲ってしまう自分がいて、最近はお先にとスッと通ることも自分を大切にするためには大事だと考え実践中。
    譲ってばかりの「善い人」であると、周囲にも他者にも「この人はそれぐらいの扱いでいいんだ!」と軽んじられると心理学の本で読んだから。

    ふかわさん、色々考えさせてくれてありがとうございました。

  • 確かに!!
    いいひとって言葉は否定的な香りがするよね。

    自分ではイイヒトと自分を評価していても、実際はイイヒトではなかったりする事もあったりで、訳がわからなくなる。


    最後に勝つのはイイヒトか?!

  • 話の枠組みというか、コンセプトはタイトルからしてふかわさんらしさはあったのだけど、自分がもう恋愛とかに興味ないのもあって、いい人を辞める=悪い人になる、そしてその悪い人の定義が、概ね男女関係にだらしない人という筋立てが、ふかわさんが書かれる内容として自分が期待したものとは違って残念だった。

    それでも面白い考察だなと思ったのは、いい人だけがいる善行島から逃亡して来た人のエピソード。さぞかし平和で幸せな島かと思いきや、とにかく悪人を排除しようとすることから、他人の些細な悪事とも言えない程度のことを咎めて監視社会みたいになったという。なるほど。なんか分かる。必要悪という言葉が存在している以上、社会にはもしかして多少の悪も必要なのは真実なのかもしれない。もちろん悪の程度にもよるが。

    ただ、総じてふかわさんは他の普通のエッセイの方が数倍彼らしさが出てていいと思う。

  • エッセイかと思ってたら小説だった。
    クズ養成所という発想がすごい。

  • クズがいないと草食男子だけになり人類は続かない。
    そこまでして続ける意味がわからない。

  • あっという間に読み終えました。

    是非映像化してほしい!
    マスターは吉田鋼太郎で!
    平田役は、うーん、濱田岳?とか?

  • 仕事上や組織における話しかと思いきや、恋愛の事のみフォーカスされていたように見えたので、読まずに終了。

  • 作り話なんだけど、きっと著者であるフカワ氏本人の体験談なんだろうなーと、クスリと笑える場面が沢山ありました。

  • タイトルに目をひかれました。著書をみると、芸人のふかわりょうさん。少し驚きました。

    いい人を辞めることができれば、どんなに楽だろうと私自身も考えることは多く、共感するところが多々ありました。近年は「いい人」と呼ばれると、嫌な気持ちにさえなります。
    そんな自分を変えるための訓練、それは罪悪感を捨てるです。なるほどと感心しました。ここまでしないと駄目なのか。自分に当てはめて想像すると、相当な覚悟がいる、難しいな感じました。
    「罪悪感を捨てる」という言葉が印象に残ります。しばらく、頭の隅に置いて生活してみます。

  • ふかわりょう初小説。読みやすい文体で内容もわかりやすかった。いいひと、悪い人の感覚が偏っており読んでいてモヤモヤした。エッセイの方がふかわさんらしく個人的には好きだ。

  • 設定が非現実すぎて、ちょっと自分には面白いと思えなかった。言いたいことはわかるのだけれど。ふかわさんはエッセイの方が好きです。

  • サクサク読めて面白かった。

    良い人なんだけどね、よく聞くフレーズ。

    イイヒトがわざわざワルイヒトになろうとするなんて!

    ふかわさんぽくて良かった。

  • 読みやすくて面白かった!
    「いいひと」の本質をついているし、そこを逆手に取ってこんな設定を盛り込んでくるとは!

  • いいひと、のほうがいいに決まってるやんけ(笑)
    結婚相手でしょ?
    ないわ~ww w

  • あっという間に読了。
    本を読んでいるというより、ずっとネタを見ているみたいだった。まぎれもなく芸人さんの文章。
    ふかわさんのテイスト好きだ。

  • 無理して自分を偽ってまで『いいひとを辞める』事は本当に必要なのだろか?
    ありのままの自分を受け入れてくれる人を探して欲しい
    自分らしく自然体で居られるのが一番だと思うから
    趣味が『いいひと』とハッキリ言えるようになった事に拍手を送りたい

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