江戸前の男: 春風亭柳朝一代記

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 19
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104118014

感想・レビュー・書評

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  • 春風亭柳朝の伝記小説
    昭和後期の噺家の世界が垣間見られる

  • パソコンを利用する場合、机、椅子は重要です。普段はそんなことを感じません。しかし、疲れるときがあります。椅子が低いときは疲れます。2、3日続くと疲れます。椅子の質も重要です。ただし、高さと比べれば、大したことありません。パイプ椅子でも問題ありません。机は椅子と比較して、重要でありません。藤枝ブックオフで購入する。やはり、読みやすい。正直、この落語家自体に興味はない。興味を持ったのは2点です。第1に、小朝です。この落語家の弟子だったんですね。第2に、「のようなもの」です。何となく覚えています。面白かった。森田は天才です。そんなところです。

  • 知人にもらってなかなか読まずにいた本ですが、読んでみたらかなり面白い。タイトル通り春風亭柳朝という落語家の生涯が描かれていて、実在の落語家がすべて実名で登場してる(多分)のですが、ノンフィクションというよりは小説として面白いです。落語の世界ってこういう風なんだ、とよくわかるし佐藤多佳子の「しゃべれどもしゃべれども」が面白かった方、落語に惹かれつつある方にもお奨め。

  • 私は文庫で読みました。
    とことん明るく,それでいてとことん照れ屋の柳朝の一代記。
    小朝の師匠ですので,小朝ファンもぜひ一読を。

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著者プロフィール

演芸評論家、小説家。1948年生まれ。
立教大学卒業後、放送作家、ルポライターを経て演芸評論の道に。
1980年からは小説を書きはじめ、「芸人小説」というジャンルを切り開く。
2003年~2014年、落語立川流の顧問をつとめる。
著書に『江戸前の男』(新田次郎文学賞)、『浮かれ三亀松』(以上、新潮文庫)、『流行歌 西條八十物語』(大衆文学研究賞、ちくま文庫)、『談志歳時記』(新潮社)、『芸人という生きもの』(新潮選書)などがある。

「2016年 『深川の風 昭和の情話それぞれに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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