- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104202041
感想・レビュー・書評
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これは人生の教科書、情報編集力をつける国語と同じ。
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リクルート出身、元杉並区立和田中の藤原和博が監修。
情報編集能力をつけることことを目的とする「教科書」。
「友情」の大切さを太宰治の『走れメロス』で学ぶ。「郷愁」については、魯迅の『故郷』。「人間の狂気」については芥川の『羅生門』。
そういった、どこを切っても同じ柄がでる金太郎アメのような言葉が溢れてる。が、これはそのような本と一線を画す。
・プライドって良いもの?悪いもの?
・自分が朝起きると『毒虫』になっていたらどうする?
・人間って何?定義してみてよ。
こういった模範解答のないものを、自分のその場もっている誠意と知識をもって挑んでいく。そんな力を享受してくれる。
特におもしろいのは、実際のワークショップの様子。中学生が上の質問に対してどういう意識と答えをもっているのか。そこが一番おもしろい部分だ。 -
■重松清さんの全作品を感想文にしてブログで挑戦中です。
重松清ファン必見!
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国語って、こうやって教える(学ぶ)こともできるのか、と参考になる。実戦とはまた別にして。
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これを使って授業をして欲しいなあ、と本気で思った。<BR>ウラベカネヨシくん(笑)の実態だとかサネトモくんの家庭事情とかに笑った……。
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いろんな意味で、深いですよ。これをきっかけに重松清の本を読んだりしました。