決戦前夜: Road toFRANCE

著者 : 金子達仁

• 新潮社 (1998年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

W杯最終予選71日間、忘れられない全記憶。

感想・レビュー・書評

[ワイコロアさんの感想 · 2020年12月27日]

アウェイ蚕室の韓国戦の観戦ツアー、いろいろドキドキしたことを思い出しました。
遠い昔なのに、いまだ現役のプレーヤーがいる。凄いなー。

[yokkiさんの感想 · 2022年10月24日]

臨場感が面白い。W杯予選の過酷さがよくわかる一冊。

[hs19501112さんの感想 · 2014年3月26日]

金子達仁さんの、駆け出しの頃(？）の作品。

若き日の川口、中田両選手の苦悩や葛藤、仏Ｗ杯最終予選の激闘とその舞台裏が詳細に描かれていて、大変興味深かった。

当時はサッカーも“ブーム”に乗った形で観ていたクチなので、ある意味勉強にもなった。

賀茂ジャパンや、名指しまでされている当時の中心選手への辛辣な意見が、新鮮だった。

[2さんの感想 · 2011年11月6日]

私をスポーツ・ノンフィクションの世界に誘ってくれた大事な一冊。

[ryohei ishiyamaさんの感想 · 2011年9月9日]

「２８年目のハーフタイム」に続く、筆者の渾身のノンフィクション。まだまだ勢いが続いています。

[nslibroさんの感想 · 2011年8月19日]

夏休みに帰省すると、母から勧められた。
うん、確かにおもしろい。

Road to France が中田や川口のインタビューを交えてまとめられている。まさに、激動の71日間。
当時はまだ、ワールドカップ予選の仕組みもよくわからなかったし、出ることがどれだけ凄い事なのかもよくわかっていなかった。


この頃はあまり代表を世代でくくることが無かったと思うのだが、改めて考えてみるとおもしろい。

アマチュアから始まってJリーグを引っ張ってきたドーハ世代。
高校卒業からプロで世界目線のアトランタ世代。

まさに、前者の代表格がカズ/井原であり、後者の代表格が中田/川口なののだろう。

予選だけでも、これだけのドラマがあり、ワールドカップ直前にはカズが外され...。

私はワールドカップのジャマイカセン後の井原の涙している姿が忘れられない。きっと、予選の時から含めて、いろんな気持ちがあったのだろうと思った。


それにしても、最後の最後、あとがきになって、MVPは秋田だと思うって...。

本文でほとんど、秋田触れて無いじゃん。
それ、気になるじゃん。

[hiroshi1008さんの感想 · 2011年3月5日]

2014ブラジルW杯アジア最終予選が始まって、改めて読み直してみました。今の日本代表と比べ、当時はW杯出場が“悲願”だったことと、とにかく苦しんだことが切々と伝わってきます。W杯アジア最終予選が始まった今だからこそ、読んでみるととても面白いです。

[riyoid009さんの感想 · 2010年6月18日]

フランスW杯への道のりは、いろんなドラマがあったと思う。
金子さんの視点にも共感する部分があるし、当時一喜一憂した私には思い出の本。

[g2altさんの感想 · 2007年6月1日]

フランスWC予選の全記録。
加茂監督批判。練習を批判。
Jでの監督経験のない岡田監督を批判。
韓国に国立で逆転負け。記者会見で
「明らかな采配ミスだと思います」と
聞いた。中田とドーハ世代のギャップ
強化委員会から外人監督を提案。
ネルシーニョはプライドを傷つけられた。

[のびっちさんの感想 · 2006年5月8日]

いわずと知れた、金子氏最高の名作。読んでて汗が出てくるくらい臨場感抜群。