- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104507252
感想・レビュー・書評
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しゃばけシリーズ#17。輪廻転生が題材になった5話。貧乏神金次が200年ほど前に会った、若旦那の前世とそのゆかりの蒼玉の話、死神と狐と地縛霊の話、付喪神鈴彦姫の神社と幽霊と失われたゴールドの話、悪鬼の縁談と栄吉の菓子の話、猫又ダンゴの長屋の夕助の転生の話。悪鬼の話が終盤まで面白かっただけに、ラストが”ほんでどうなったねん!”とモヤっとした。あとは、いつもながらのほんわかといい話。幽霊多め。
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若だんなは何度生まれ変わってもイイヤツだなぁ~(*^^*)若だんなの祖父・鈴君もイイヤツだったもんなぁ~(*´∇`*)という事でいろんな転生のお話♪若だんなは人だから、いつかは妖達とお別れする日がくるけれど、きっと皆で帰ってくるのを待つんだろうな(^^)と「えどさがし」を読んでいるから強く思う(*´ー`*)でも普通に転生せずに神が関わると大変な事に!!(>_<)
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若だんなと妖達のむすびつき。
何千年も生きる妖と生の尽きる人との関わりは中々に難しい。
生まれ変わりはあるかもしれないけれど人になれるとは限らない。
今生きて一緒にいることを大切に。
相変わらずの若だんなと妖達の愉快な、時には考えさせられるエピソードを楽しんだ。 -
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箱根に出かけた病弱若だんなの身に、一体何が? 累計800万部を超える「しゃばけ」シリーズ最新刊! 自称「若だんなの生まれ変わり」という死神が、三人も長崎屋に乗り込んできちゃった! その上、前世の若だんなに会ったことがあると言い出す妖が続出? 前世の若だんなって、いったいどんな人だったの~? 妖は長い時を生きる。けど、人はいずれ……。だけど、みんなと一緒なら、明日へ行ける! 大人気シリーズ第17弾。
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まず驚きは、もう17作目ということである。若だんなや妖たちともずいぶん長いお付き合いになったものである。今作でも若だんなは寝付いたり、具合が悪くて湯治に行ったりしているが、留守の間にとんでもない人たちが訪ねてきたり、前世での結びつきを感じさせられる出来事が起こったりと、相変わらず平穏な暮らしは続かないのである。そんな中でも、若だんなは、妖たちや兄やたちがいつも周りにいてくれるからこその幸せをしみじみと噛みしめるのである。それにしても、一太郎が健康になる日は来ないのだろうか。いい加減寝付かないようにしてあげてほしいと願ってしまうシリーズである。 -
人とあやかしは同じ時の過ごし方じゃない…今回は全体通して、ちょっと切なかった。
久しぶりに於りんちゃん出てきた。ちゃんとヤキモチ焼いてて可愛いかった(笑) -
【収録作品】序/昔会った人/ひと月半/むすびつき/くわれる/こわいものなし/終
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しゃばけ最新刊。今回も若だんなとあやかしたちが明るくあったかく事件を解決する。タイトルにちなんで、さまざまなむすびつきで短編が綴られる。巻末につけられた書き下ろしの「終」がとても良かった。人の死や転生については、永遠のなぞで、自分の死も大切な人の死も考えたくないが、考えない日は少ない。だから、この「終」がとても良かった。