ビッチマグネット

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 943
レビュー : 190
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104580057

感想・レビュー・書評

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  • ビッチを引き寄せる超能力を持つ弟とその姉、母、父の話。姉の突拍子もない行動になんだかはっとなってんん?っとなってああ、なるほど、という感じだった。それぞれがきちんと自分の道に行きつけてよかった。

  • 浮気性の父を持つ姉弟を中心にした家族の話。この人の本は初めてだが、他の著作のタイトルなどから持っていた印象とだいぶ違った。中盤まで何を描きたいのかよくわからなく、面白くなかったが、話がすっきりしてきた後半は普通に読めた。

  • このごちゃごちゃ考える感じ、思春期に読んでたら影響受けそうだなぁ。

  • 2015/12/14-12/18

  • お父さんは浮気をしてお母さんは塞ぎこむ家で
    年子の姉香緒里と弟友徳は、それぞれ考え自分の道を行く。

    姉弟同じ布団の中で想像した物語。
    友徳の周りにいる問題児並のずる賢い女たち。
    悩みながらも臨床心理士の夢を確実に近づける香緒里。

    話があっちこっちという印象。
    主人公が自分やばいとか思ってるけど、それ以上に真面目で健全だった。
    弟がビッチマグネットというキャラ付なのはわかったけど、表題になるほどでもない、のかな。。。

    著者が覆面作家で、結構芥川賞候補常連ということがわかり、今後に注目)^o^(

  • ビッチを引き寄せてしまうビッチマグネットの弟。舞城作品は以前別のものが合わなくて久しく離れていたのだけど、これはなかなかに良かった。弟を思うあまり多少暴走ぎみな姉が良い。2013/027

  • 兎にも角にも舞城王太郎。なんだけどあの愛情がわーっと溢れて土石流のごとく押し寄せてくるような勢いは停滞気味。きれいにまるめちゃったかな。いつもより説明的だし。結局阿修羅は超えられず。それでもやっぱり舞城大好き。

  • こんな本を書く人なのか。
    想像と全然違ってびっくりした。
    句読点が少なくて読みにくい。
    面白かったような、面白くなかったような。
    不愉快にはならんかった。
    若いなって感じ??

  • 京王新宿線作家「舞城王太郎」の比較的普通のお話。この人は京王線および新宿を舞台に設定することが多々あるんだが、伊坂幸太郎やもりみーのような地場感はなく、無名の土地≒匿名性としての調布や新宿なんではないのかと思う。土着性という意味では福井なんだろうけど、山の中に土着性がある感じもしないし。
    この作品は珍しく話が現実世界から一歩も出なかった。どの作品を読んでも、この人の才能は嫉妬する。面白いとか得るものがあったとかそういうレベルではなく、剥き出しの才能が嫌になる。発散と収束のさせかたとかホント恐ろしい。

  • 前半はなんか読み難くて、この小説は自分には合わないと挫折しかけた。延々続く主人公・香緒里のモノローグは、読点が少ないは支離滅裂で訳がわからないはで読んでて疲れてしまった。弟に対する行動も常軌を逸してて引いたし。でももがく香緒里の苦しみはわかる。家族を捨てた父との再会で「自分は、父と母と愛人の関係の外側にいる」と客観視できてからは、憑き物が落ちたようで、あかりとの対決も小気味良かった。友憲がビッチマグネットなのも、壊れた家族に対する思いがあったせいで人との繋がりに固執してたのかな。

著者プロフィール

1973年、福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞しデビュー。03年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』『深夜百太郎』『私はあなたの瞳の林檎』など著書多数。12年には『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、『月夜のグルメ』(漫画・奥西チエ)の原案、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳ほか、短編映画『BREAK』や長編アニメ『龍の歯医者』の脚本、短編アニメ『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などをつとめている。

「2018年 『されど私の可愛い檸檬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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