本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105030186
作品紹介・あらすじ
時は1940年、フランス中部の農村。戦時下という特殊な状況で、普通なら決してあり得ない出会いがあった。パリを脱出してきた上流社会のスノッブな四人組と、彼らを泊める羽目となった若き農夫とその母親。村の知恵おくれの青年や隣人一家も巻き込み、のびやかな田園風景の中で繰り広げられた泣き笑いの末に待っていた、想像を絶する結末とは…。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
田辺聖子さんが「好きな作家」として名前を挙げていたサガン。仏文科出身ながら、なんとなく自分とは合わない作家という偏見があり、敬遠してきたのだが、本作は面白く読めた。平易で無駄のない文章による、鋭い洞察力を感じる描写が、田辺聖子さんと通じるところがあるように思った。
人間味あふれる登場人物達がまさかの結末を迎えて、茫然とした。 -
再読。あとがきで紹介されている、フランスの高級誌『ル・ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール』の書評の締めくくり、それ以上に言うことはない。「‐これこそ才能というものであろう。この上なく魅力的な、フランソワーズ・サガンの。」。
-
高校の図書室の奥の方の本棚で見つける。
あまりピンとこなかった。
もっと内面描写の多い記述が好きなんだと思う。
全4件中 1 - 4件を表示