- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105090029
感想・レビュー・書評
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古いほうで読んじゃったよ…新しいので読んでみたかった。
落葉…マコンドで、祖父・娘・孫、三人から見た異なる角度からの一人の人間の死、それを取り巻く世界。一人ひとりの思うことが違うせいで、世界観にものすごく奥行きが出る。
が、読み込めていないので悔しいからもう一度読む。ちくしょし
水死人…溺死人っていうふうになってたかな。最初は「ええええ?なに?」と思ってしまったが、もはや神話の世界なんだと思うことにする。ほんとに夢みたいな(希望に満ちたというより、まどろみの中で見るような)世界だよなあ。要読み返し
ブラカマン…毒々しくて面白かった。インチキがまかり通る世界。
天使を小屋かなんかで飼う話…これ一番わかりやすかった
幽霊船の最後の航海…これもきれい。ただ、さすがに、文体が……私「族長の秋」は読める気がしないんだぜ
イサベルの独白……死生観がまるで違う! キリスト教世界、日本の世界だけ見ていると、ほんとにわからないこともあるものだと思ってしまった。
ボナ…ものがなしい。汚いものを汚く書くのがうまいよなあ。でも、早く合唱団にいったれ、と思ってやきもきしたのは、私だけではないはず
あああほか何が入ってたっけ! 思い出せない…悔しいもう一回チェックする! -
なかなか本屋で見かけない本だけどこの中に入っている「大きな翼を持った老人」という話は今まで読んだ中で一番美しい物語りだと思う。
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大江健三郎が紹介していた本のような気がした。幻想的であり、しかも南アメリカなのでなかなか情景が思い浮かばないので読むのに苦労する。
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不思議な後味。
地に降りた神話のような話。 -
「落葉」が中篇と言っていいくらい長かった。祖父・母・息子の視点で語られる「博士」の生涯と他の短編(童話風)に登場する「天使」とかはすこし共通している部分があるかなあと思ったりした。