自閉症だったわたしへ

  • 新潮社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105268015

感想・レビュー・書評

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  • 「わたしの世界」と「世の中」のずれをどう感じていたのか、そしてどうやって自分を守ろうとしてきたのかが、かなり具体的に知ることができる。

  • 興味深く読んだ。友人に薦めたら、一行読むたびに、そこにある一言で自分の世界が膨らみすぎて時間が経ってしまい、読み終えることが出来ないと言っていたのが、印象的な本。

  • SL 2018.5.19-
    読了できなかった。

  • 授業関連で読んだ。自閉症について全く知らなかったことを思い知った。
    それにしても、海外ってみんなこうなの?お泊りとか同棲とか軽すぎない…?時代が違うから…?

  • 自閉症の女性の半生。自閉症という障害がわかりやすい。

  • 『自閉症の側から見た世界はこんなふうに見えるのか』という感覚が少しもてた気がする。やはり当事者の表現はリアルだ。いろんな入門書や専門書をあたってみたけど、やっぱり内側から適切な言葉で描かれる世界は説得力が違う。

    でも、長編すぎて挫折…。時間ある時にまた読みたいかも。。 。

  • これまでいくら理解しようと努めてもどうしても曖昧だった「自閉症」という概念の輪郭が、この本に恐らくいくらかは正確に掴めてきた。半生記であり、学者でもない著者の手記とは思えないくらい「自閉症」というものを主観的かつ客観的にまとめてある。

  • かなり壮絶な半生記であるが、本人の特質から客観的に書かれているためそんなに重くならずに読める。自閉症の人の認知が一般とは「違う世界」であることが、理性的に言語描写されている。彼女らに特徴的な感覚が存在することは了解できても、体験を重ねられないので、やはり本質的には理解したとはいえないのかもしれない。が、自閉症の解説書とあわせ、その内的世界への理解を深めるためのサブテキストとなる。いかに「環境」と理解者による適切なサポートがその人の人生を変えるかが痛感される。

  • 前に読んだのにまた借りてしまった本。やっぱりこういう内容の本に惹かれるみたい。

  • 【STORY】
    ある自閉症の女性が、幼児の頃から何をどう感じて生きてきたかを自らのきらめくような言葉で綴り、欧米でベストセラーとなった驚くべき自伝。



    ......................................................
    忙しく読むのに時間がかかってしまった^^;
    確かに驚くべき…ではあった。自閉症の感じ方はわかりようがないので、ある部分では非常に参考にもなった。のだけど、自分が知的障害もある自閉症の方とつきあうことが多いからなのか、自分に柔軟性がないのかわからないけれど、本当に自閉症だけ?という疑問を持ちながら読みすすめた感じ。。。まぁ、本文中でも実際に精神障害を疑われつつの自閉症という診断だったのでそうなのだろう。やはり、自分の固定観念だろうな(苦笑)とはいえ、これを読んで、自閉症の方への接し方が変わったのかといったら変わったわけではないのが、なんともいいようがなく…(▽ ̄;


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著者プロフィール

1963年、オーストラリア生まれ。幼い頃からの記憶を綴った『Nobody Nowhere』(邦題『自閉症だったわたしへ』新潮文庫)を1992年に発表。世界で初めて自閉症者の精神世界を内側から描いた同書は十数カ国語に翻訳されて世界的ベストセラーとなった。94年には続編の『Somebody Somewhere』(邦題『自閉症だったわたしへⅡ』新潮文庫)を、96年には続々編の『Like Colour To The Blind』(邦題『自閉症だったわたしへⅢ』新潮文庫)を発表。自閉症の分析や対応策について書いた『ドナ・ウィリアムズの自閉症の豊かな世界』(明石書店)、『自閉症という体験』(誠信書房)などの著作もある。そのほか作曲、絵画、彫刻に取り組むかたわら、世界各地の自閉症関係の講演やワークショップでも活躍中。現在は夫と共にオーストラリアに在住。

「2015年 『毎日が天国 自閉症だったわたしへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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