琥珀の望遠鏡 (ライラの冒険シリーズ (3))

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  • Amazon.co.jp ・本 (678ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105389031

感想・レビュー・書評

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  • 結局は愛の物語。
    子供とか…別に…。みたいな感じだったあの二人も。
    必死に進み続けた子供たちも。
    引き離された自分の一部も。

  • 長くて、なんだか疲れてしまった。
    コンピューターがメアリーに言った“ヘビ”ってそういうことだったのか!
    コールター夫人には最後の最後までどっち側かわからなくてヤキモキさせられた。
    アスリエル卿もわかり辛かった。結局、2人は愛しあっていて、ライラのことも愛していたんだよね?コールター夫人の言うように、2人が結婚してライラを育てていたらどうなったのかな。ライラは2人の最後をどの程度知ったのかな?
    上帝(オーソリティ)と摂政(メタトロン)が消えてクラウデッド・マウンテンはどうなったの?
    バルサモスはいきなり消えたと思ったら、急に出てきてまた消えてビックリ。
    ライラのその後は少しわかったけど、ウィルとメアリーのその後も知りたかったな。

    なんとなくだけど《ナルニア国ものがたり》の逆バージョンって感じがした。
    一部のキリスト教団体から反発があったらしいけど納得。

  • ダイモンと言う存在がいるってどんな感じ何だろうって思って、それをいろいろ想像してみたところ、なかなか難しい。自分と常にあって、それはいろいろ意見をくれたり話が出来たりして、そして、離れると胸のとこが痛くなって泣きじゃくるもの。小さい子が人形とか手放す時と似ているかな。大人となってしまった今、自分がそう言うものを身につけているかなあと思う。でも、幾つかの思い出なら、もしかするとそれを置いて行けと言われると、とても悲しくなるかもしれないなと思った。

    物語では、神様と言う概念が、ひっくり返ると言うか、、、いや、そういう表現だといまいち違うなあ。神様をここまで小さくしておいて、物語にはほとんどその存在感無しと言う、奇妙な設定であるのが、ある意味面白い。

  • ライラとウィルは死者の国へと旅立つ。
    それは互いが失ったものを求めての旅だった。
    そんな中大人たちはオーソリティに挑む為に、子供たちは子どもたちで死者の国へと旅立つ。それぞれが求めるものの為に。
    しかし、皆が皆「神秘の短剣をアスリエル卿の元へ!」と告げる中、結局ダストの流れを変える結果をもたらすのはライラ(=イヴ)が恋に落ちることとは・・・。その為にあれだけの人々が犠牲になっていったと思うとなんだかいたたまれないかも。。。嘘ばかりついていたライラはあまり感情移入できなかったし。

  • あまりにも直接的な表現が多いので、これ発禁になったりしてないんかな?とか思ったら発禁になっとったやんww
    1巻のキャラもみんな出てきて嬉しかったです。
    ライラも物語を通じて成長するわけやけど、わたしは成長する前のが好きでした。
    パラレルとか分身とか、今考えたら素敵な要素まんぱいじゃないですかー!読み返したい!

  • 最終巻にして、ボリューム多し。コールター夫人の心理の動きについていけない。そこさえ乗り切れば、様々な異世界の描写が描かれていて、想像力が働いていくのが楽しい。児童書となっているものの、微妙な境界線にある作品だと思います。

  • 1,2巻を読んで、気になる第3巻。
    この話に終わりはあるのか、あるなんて信じられない。

    早く読みたい

  • ライラシリーズ最終巻
    ラストがすごい悲しかった・・

  • 三冊の中で一番深みがありました。天使やミュレファ、ガリベスピアン、ハーピーなどまたたくさんの種族が出てきます。『死』というのも印象的でした。特に私はガリベスピアンが好きですvもちろんイオレクもまた出てきましたvやっぱり私はロジャーが好きで、彼の最後に一番感動しました。サルシリアと会えるといいね!作者はどうやらリーが好きみたいですね。彼とライラが暮らせていたらしょっちゅうイオレクに会いに行きそうな気がします。コールター婦人とアスリエル卿は最後まで不思議でした。私は死者の国でのライラとパンの出来事には自分まで心が痛くなり、その後も読んでいてライラに何かたりないと思うほどダイモンのいる世界に浸っていました。セラフィナの方法でダイモンを見ようとしたりしています。イブとしての罪に関しては最後はっきり書かれていませんでしたが、なんとなくわかった気もします。映画が楽しみです。

  • 一気に読んでしまいました。3巻とも。現実に戻るのが大変だった。

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