ハレムの花嫁は蜜惑に濡れる (プリシラブックス)

著者 : 青砥あか

• 新潮社 (2014年8月22日発売)

作品紹介・あらすじ

そんなに抱かれたかったのか？　もっと素直になれば、なんでも叶えてやるのに。砂漠の国の王子ラシードと結ばれた元ＯＬの雪絵は、挙式のため彼の母国へ。だが水利権を巡る陰謀に巻き込まれ、英国紳士オスカーとの密通を噂されてしまう。「あの男にもそうやって体を押しつけたのか？」――妻を愛しすぎる夫の嫉妬と妄想は爆発寸前。さらに紳士的なはずのオスカーが豹変して……!?　大人気シリーズ完結編！

感想・レビュー・書評

[megumi33さんの感想 · 2015年1月17日]

ユキエを守るために王族であること、王位継承権まで捨てたラシードの決断。
今まではちょっとワガママで強引な王子様で、優しいけれどユキエに自分の想いを押しつけるばかりだと思っていましたが、最後の最後で、その潔い男らしさを見直しました。
まさに、【王位を賭けた恋】。
初巻からハラハラドキドキしながら読んできました。
私も是非、続編を期待したい。
その後の二人を見てみたいです。

[ちゃーちゃんさんの感想 · 2014年9月18日]

今回はいろいろ笑えました。
とにかく雅人だよ（笑）謎過ぎる弟。
そして不可能はない（とすら思える）弟。
そんな雅人が、姉の転落のときだけはマヌケ顔ってゆーね。
もう、それを想像しただけで声出して笑いました。

ラシードも好きだし、ユキエも好き。
ユキエの「養います」宣言も出たことだし
この先も続巻が出るといいな～～

著者プロフィール

青砥あか（Aka Aoto）
花粉がひどくてツラいです。
薬を飲んでいるのに、鼻むずむずして肌が痒い……
陽気はいいのにツラい季節ですね。

「2023年 『聖なる王子は番の乙女と閨神事に耽溺する』 で使われていた紹介文から引用しています。」