- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106022012
作品紹介・あらすじ
チュモニ(袋物)、ソバン(お膳)、ポジャギ(風呂敷)、キロギ(鳥の置物)…。お隣の国に伝わる手仕事の、なんてキュートなことでしょう!かわいい雑貨や工芸品を愛する人気のインテリアスタイリストが、その目で選び、おすすめする「美しいもの」たち。衣、食、住の各シーンや祀りや祈りの場面ごとに、暮らしに息づく29の工芸を紹介。私たちの国とも共通するかたちに驚いたり、美意識の違いに納得したり…など、興味深いレクチャーも。見たい、欲しい、に応える博物館やショップリスト付き。
感想・レビュー・書評
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韓国の工芸品についての本。
衣食住そして冠婚葬祭にまつわる、30弱の工芸品を取り上げ、簡単な解説と共に載せています。
カラー写真がたくさんあり、読みやすくて良い本です。また所々、歴史や文化についても触れられていて、なかなか面白かったです。
華角と螺鈿漆器のことが知りたかったので、この本で取り上げられていて嬉しかったです。写真も綺麗で、すごく欲しくなりました…が、しかしこれは高いんでしょうねえ…伝統工芸品が高いのはどこの国も同じですね(何故高いって職人さんの人件費)
ところで、陶磁器オタクとしては、白磁はあるのに粉青沙器についての情報がないのがちょっと残念でしたが、まあそれは他にもっと詳しい専門書がたくさん出ているから仕方ないってことでしょうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
韓国の伝統工芸品をカラー写真をふんだんに用いて紹介している。
布、木工、彫金と、内容は多岐に渡り、興味深い。
隣国でありながら儒教や陰陽の考えの強い韓国のデザインはまるで異質で、美しいけれど不可思議だ。
日本に氾濫する韓流ドラマや食べ物以外の、まったく違う韓国の一面が見える。