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読書状況 読み終わった [2012年12月12日]
カテゴリ ハンドクラフト
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アール・ヌーヴォーというとアルフォンス・ミュシャとかルネ・ラリックくらいしか知りませんでしたが、意外と幅が広いのですね。
いろんな作家を、それぞれジャンルごとに分類して紹介しています。写真も多く、概略を勉強するのには丁度良い本だと思います。
構成としては、
 1章 ガラス・宝飾
 2章 絵画・ポスター
 3章 建築
 4章 家具・インテリア
 5章 金属工芸・陶磁器
 6章 ファッション
というふうに分類されています。
アールヌーヴォーの様式は、国によって様々な呼び方をされていたり(ドイツ:ユーゲントシュティール、ウィーン:分離派様式、スペイン:モデルニスモ、英国:アーツ&クラフツetc.)内容にも少し差異があったりするようなのですが、そういう深く踏み込んだ部分までは解説してないです。
個人的に気になったのは、あの有名なティファニーのステンドグラス(初めて知りました)と、スイスのジャン・デュナンという漆工芸作家。デュナンという人は、日本の漆職人、菅原精造に師事したそうです。
というか、本書では、アールヌーヴォーその他様式に対するジャポニスムの影響が妙に強調されてます。そんなに影響があったんでしょうか?

2011年1月30日

読書状況 読み終わった [2011年1月30日]
カテゴリ 美術工芸
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旅行会社の企画したツアーでの講演をまとめたものということで、観光ガイド的な印象の強い本です。
でも、普通の観光ガイドと違って写真は白黒で小さいし、横書き二段組はなんか読みにくいし、部分的に文章が抜けてるような箇所があったりして、本としてはあまり良い出来とは言えません。
ですが、韓国全土に点々と散らばる窯業遺跡とそこへのアクセス手段を細かに記載しているのは、純粋にすごいと思います。その他、各地の博物館とその展示内容などの情報も詳しいです。
あとは、日本国内で韓国の民藝品が見られる博物館やギャラリーのことも取り上げています。
タイトル通り、韓国の民藝を巡る旅がしたい方には、非常に重宝な本だと思います。

2010年11月19日

読書状況 読み終わった [2010年11月19日]
カテゴリ 朝鮮(韓国)

漫画評論で有名なコラムニストの夏目房之介さんが、何故か「書」を論じた本。
昔、書道を習っていて、わりと好きだったこともあり、興味があって読んでみました。
全24話構成で、漢字の誕生時の姿(甲骨文)から始まり清代に至るまでの大陸の書と、一部は日本の書も取り上げて論じています。書をマンガで例えてたりして、分かりやすくて面白いです。
日本人の漢字の崩し方は少女マンガ的だという論には、何となく納得しました。漢字のあのキチッとした画と比べて、ひらがなの、あまりにもゆるいというかやりたい放題な感じが、一昔前に流行った丸文字とか今ならギャル文字とか、若い女性たちが作るサブカル的なものに似ている印象を受けました。結局、時代が変わっても、日本の若い女の子がやることってあんまり変わんないのね。でもそれが一番面白いです。
あと、日本の書では、空海さんの書はなんか怖いし、良寛さんの書はなんかすごいし、明治の官僚、副島種臣のことは全く知りませんでしたが、なんてかっこいい書をかく人がいたのだと知ることができたりして、非常に良い出会いがある本でした。
あと清代ってよく知らなかったけど、なんかすごかったです。なにあのモダンデザイン篆刻。あと揚州八怪とか。
清が、あの文化レベルのままうまいこと近代化できてたら、明らかに日本はしょっぱいことになってた気がします…そら明治の識者も必死になって富国強兵&大陸侵攻しますよね…こう言っちゃ悪いけど、叩けるときに叩いて大陸の力を削いでおこうという狙いもあったのかもしれません。
…とかなんとか、いろいろ深く考えさせられる部分もある本ということで、オススメです。

2010年11月19日

読書状況 読み終わった [2010年11月19日]
カテゴリ 文化

小学校高学年くらいを対象にしているので、非常に分かりやすくて良い本です。大人が読んでも十分に楽しめます。
ただ、CDが付いてなくて3000円以上するというのはちょっと高いです(シリーズなので全部同じくらいの値段になってしまうのでしょうか?)

2010年11月8日

読書状況 読み終わった [2010年11月8日]
カテゴリ 朝鮮(韓国)

小学校高学年くらい?向けの本ですが、内容はけっこう詳しく、ロシア語の基礎とキリール文字について知りたい大人の方にもおすすめです。むしろ、語学の専門書より分かりやすいので、初心者向けにちょうど良いかも。
ただ、付録のCDは語学用教材ではないので、ちょっとしたロシア語の単語とか、童話「大きなかぶ」の朗読とか、大したものは入ってません。
これ、たぶんCDが付いてるから3000円以上するんだと思うのですが、CD付けないで2000円前後だったら個人的に欲しかったかも…一応子どもの学習(?)用教材みたいな本なので、そういうわけにもいかなかったんでしょうか(^^;)

2010年11月8日

読書状況 読み終わった [2010年11月8日]
カテゴリ 文化

タイトル通り、韓国(朝鮮)の人々の美意識を考察した本。
本文が書かれたのが30年ほど前ということもあり、現代韓国にも通じる内容かどうかは分かりませんが、少なくとも、柳宗悦らが朝鮮陶磁の色を言い表した「悲しみの色としての白」という説に異議を唱える著者の論説は、今読んでも非常に興味深いです。
考えてみれば文化の独自性というのは、外国人によって発見されることが多いです。柳宗悦にしろ浅川巧にしろ、日本の風土で育った生粋の日本人だったが故に、異文化に属する者の視線から、朝鮮の陶磁に秘められた「用の美」を発見することができたのでしょう。でも、それは結局「外国人の視点」にすぎないわけですから、当事者の側、つまりは韓国(朝鮮)の人々が自らの文化を定義する視点も、あってしかるべきではないでしょうか。
それはさておき、朝鮮王朝時代の上流階級(両班など)の生活やら何やら、いわゆる今日び日本で「李朝」などと呼ばれもてはやされる骨董品が実際に作られ使われていた時代の文化についても、韓国(朝鮮)人としての視点から考察していたりして、とても興味深かったです。
古い本ですが、いわゆる民藝に興味がある方なら、一読の価値はあるかも知れません。

そして全然関係ない話ですが、半島の名称が統一される日はいつですか?韓国と書くべきかそれとも朝鮮と書くべきか微妙に悩んでとりあえず「韓国(朝鮮)」と表記してますが正直ややこし(ry

2010年11月7日

読書状況 読み終わった [2010年11月7日]
カテゴリ 朝鮮(韓国)

着物が日常着だった頃には、各家庭に一冊はあったという「縞帖」
それを古本屋でたまたま見つけたグラフィックデザイナーの方が、デザインとしての日本の縞の見本とするべく、一冊の本にまとめたもの…でいいのかな。
タイトル通り、日本の一般家庭で着られていたと思しき縞の写真がたくさん収録されています。写真もけっこうきれいで、目のいい人なら糸目の本数も確認できると思います。
これを買ったときは機屋さんで仕事をしていたので、実際に縞の反物を整経するときデザインの参考にしたりしましたね。
資料としてはなかなか良い内容だとは思うのですが、PIE booksの本なのでやや高いです。装丁が綺麗なのは良いんですけど。

2010年11月5日

読書状況 読み終わった [2010年11月5日]
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