年をとって、初めてわかること (新潮選書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106036125

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  • 三島由紀夫、川端康成、上田三四二、川上弘美などの文学作品に表現されている「老い」を取り上げた論評集。「年とって初めてわかること」の中には「わからないこと」もある。しかしわからない故に味わう驚きやわかちあえる喜びがある。老年こそは自己発見と相互再生の黄金の季節だ・・と知識として理解した。私にはまだわからないことも多いけれど、わかりたい。取り上げられた作品を読みたいと思った。

著者プロフィール

1927-2017。東京生まれ。早稲田大学文学部史学科卒業。1966-97年、北里大学教授。後に同大学名誉教授。主に文化史、生活史の視座から病気、医療、死を考察した。1980年『死の風景』でサントリー学芸賞受賞。著書:『日本人の病歴』、『病いと人間の文化史』、『明治医事往来』、『いのちの文化史』、『生と死の現在』、『養生訓に学ぶ』、『生死のあわい』他多数。

「2018年 『日本人の死生観』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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