マイ仏教 (新潮新書 421)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106104213

感想・レビュー・書評

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  • 2013年1月10日 9刷、並、カバスレ、帯なし
    2014 年6月17日伊勢BF

  • みうらじゅんモードな仏教解説本。
    ちょうど仏教の入門書といった易しい本が読みたかった
    ところにこの本を知り、読んでみると、わかりやすいの
    と同時に面白い。こんな面白さを含んだ仏教の本は他に
    ないのでは。さすがはMJ。それにしても、仏像が小学生
    の頃からすきで、お坊さんになりたかったというのだから
    年季がはいっている。教えの例えがいちいち笑える。

  • 「そこがいいんじゃない!」と、「不安タスティック!」

  • 人生が深くなる。

  • みうらじゅんが好きになりました。

  • 著者の仏教との関わりをメインに書いてある本。
    なんだかとっつきにくいイメージの仏教を身近にかんじることができた。

  • かゆいところに手が届くセンス。

  • 内容とは関係ないけど、マイブームって彼発祥だったんだ、ってのがある意味一番の発見でした。あとはだいたい、あえて仏教にかこつけなくても、って感じの人生訓でした。流し読みしたから細かいことは言えんけど。

  • 仏教に親しむきっかけから始まり、仏教から影響を受け人や物とどのように接するようになったか、その辺りの心がけがまとめてある。仏教への関心の高さが伝わってくるようだった。

    ふんふんなるほど、確かにそうだなと共感しながら読んだが、読後は何て書いてあったっけ?と、あまり心に残っていない。
    仏教に関する知識が足りないため、こちらに受け取る力が足りていないのかと思う。
    今後「みうらさんが言っていたのはこれか」と思うかもしれない。

    ひとりの人間の考えに、これだけ影響を与える仏教への好奇心がますます刺激される内容だった。

  • ジョージ・ハリスン「All things must pass」 p68

    【「四門出遊」】p98
    東門:老人「人はみな年をとる」
    南門:病人「人はみな病気になる」
    西門:嘆き悲しむ人「親しい人が死んだ→人はみな死ぬ」
    北門:出家を決め穏やかな僧→釈迦も出家を決意する。

    「自分探し」よりも「自分なくし」。
    これこそが、生きるうえでの大事な心構えなのです。
    Cf. 諸法無我 p153

    【「四諦」悟りへ至る方法論】p157
    ①苦諦(人生は苦であるという真理)
    ②集諦(苦はなぜ生じるのか、その原因についての真理。具体的には、煩悩が苦の原因であると知ること)
    ③滅諦(苦が滅して、その縛りから解放された境地のこと)
    ④道諦(苦を滅し涅槃に至る方法のこと)

    人は生まれた瞬間から余生のカウントダウンが始まる。それが始まるのは、何も歳を取った人間だけのことではない。それを悲しいと取るのも、終りがあるから生きていられると考えるのも人それぞれ。僕は余生に"グレイト"を付け、「グレイト余生」と呼ぶことにした。そうするとたいしたことのない僕の人生も"そこがいいんじゃない!"って、光り輝いてみえた。p188

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著者プロフィール

作家・イラストレーター

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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