バカの国 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 570
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106108631

作品紹介・あらすじ

おいおい日本、大丈夫か。バカを笑ってばかりもいられない。いまや彼らが国を侵食しつつあるのだ。ベストセラー作家が放つ「怒りの鉄拳」123連発に、コロナ禍を受けた書き下ろしを緊急収録。

感想・レビュー・書評

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  • 永遠の0、海賊と呼ばれた男、の百田尚樹さんの有料個人サイト『百田尚樹チャンネル』のメルマガのまとめとのことです。軽快な表現で様々な最近の事象を滅多斬り。吹き出すような面白いところもあります。けれど批判は批判、1/3くらい読んだところでお腹いっぱい、後半は苦痛に変わってしまいました。

  • 世の中には考えられない理由で犯罪を犯す人や、お役所仕事、おバカな人たちがたくさんいるのだなとこの国を憂いてしまう内容。様々なパターンのおバカが並んでいて、怖さすら感じてしまう。

  • 序章からめっちゃ怒ってはります。
    3章ぐらいになってくると言い回しにも慣れてきて、
    最後の一文の皮肉は毎回クスッとなります。
    今の社会福祉とか公的扶助の矛盾点も勉強になります。
    バカと言われないよう、
    クレーマーやモンペにならんよう、
    気をつけます。

  • ・常識や世間の感覚を知らない無能政治家
    ・ただただ煽り立てる事しか知らないメディア
    ・平和ボケしてしまった国民
    それでも忠実に救護活動する自衛隊、政治判断の遅れや間違いで救えたはずの亡くなってしまった生命
    バカの国は救えるのか…

  • 政治やメディアに疑問を持っている人におすすめ。

    【概要】
    ●「百田尚樹チャンネル」の文章からまとめられたもの
    ●世の中で「変だな」と思っていること

    【感想】
    ●みんな自分は正しいことを行っていると思っているはず。だが、これだけ多くのことが是正されない社会ってどうなのだろうと思う。もしかすると是正する必要はないのかもしれない。
    ●政府、野党、メディアの一部を否定している。一方で、正しいことをしている人達のことは肯定しており、ただ文句を言っているだけではないことがわかる。
    ●政治家やメディアの関係者に読んでもらいたい。

  • ● Twitterを見た人たちの反応です。なぜ彼らは意見を求められているわけでもないのに、すぐさまクレームを入れる入れるのでしょうか。


  • どの話も皮肉が上手すぎで拍手喝采

    幸福な生活を読んだときも思ったけど、
    特に毎回最後の一文にはしびれる

    コロナが落ち着いたとしても、今後日本が有事になったときに果敢に決断して対応できるとはたしかに到底思えないなと思った。こういう優秀な人が政治家になればいいのに

  • 帯を見て武漢肺炎についての内容に終始するかと思いきや、それについてはまえがきのみで、大部分はニュースなどを参照し、さまざまな「バカ」について書かれたものでした。
    自分が無知なので色んな人がいるもんだなとただただ呆れるばかりでした。
    各記事に対してのコメントにはユーモアがあり、くすりと笑えるものになっていますが、やはり時期が時期ですのでもっと武漢肺炎についての意見が聞きたかったです。
    とは言え、武漢肺炎はまだまだ終息していませんので、今は国民が一致団結して一日でも早く事態が収束することを祈るばかりです。
    そのさいには、本作の続編を期待しています。

  • ・刺激的なタイトルで手に取った本。日本の実態やバカに対峙した時の対策、自分もそうならないためにどうすれば良いかなどを紹介していると思ったが、淡々と筆者が見聞きした事例の羅列がされているだけ。
    ・最初はユーモアがあって切り口鋭くクスクス笑えたが、さすがに中盤で間伸びし、教訓も少ないため中断して終了。

  • 著者からみればただのバカ。当事者からみれば真剣。視点の違いも面白い。

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著者プロフィール



「2022年 『橋下徹の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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